メルストの☆3イラストが好きな理由(イラスト奮闘日記#3)

 シリーズその3です。

 

 

 今回描いたイラストはこちら。よかったらズームやら拡大やらして眺めてほしい。

 

 

(今貼り付けて気づいたけど、光と影を身体の凹凸に合わせて変形させないといけなかったような気が。まあいいや)

 

 

 所要日数、休日約6日。まあ休日もすべての時間を費やしているわけではないけど、だいたい平均4~5時間/日は作業してるのかな。

 実はこれの前にブレワイのイラストを一枚描いていましたが、そちらはお蔵入りしました。リンクとトコユを題材にしたものでしたが、真正面の構図で、構図的なおもしろさが少ない中、塗りでどれだけいい感じにできるかという課題(?)だったのですが、1/4程度作業した時点で(いまの自分にはいい感じにできん!)と思ったので思い切って放置。それでも自分には良い経験値になったと思っています。

 塗りの経験が圧倒的に少ない(塗り以外もだが)ながら、一度「厚塗り」ってのをやってみたいなーと思い、やってみたのが先述のお蔵入りしたブレワイのイラストでした。よくわからんながらも塗っていくとだんだんそれっぽくなった……というような体験ができて、自信に繋がりました。一応、当時参考にしたページも貼っておきます。

 

comic.smiles55.jp

 

 今回のバーバラのイラスト経験も踏まえて、個人的な感想を述べると、1影(と呼ぶらしいです)とハイライトだけある程度かっちりと決めたら、後はアドリブ……でもいいような感じがします。1影とハイライトが決まると光源の位置が決まるので……あとは光源の位置を意識さえしていれば、違和感なく絵の情報量を増やせると思います。まあ今回はラフというか妄想の時点で光源の位置は決まっていたのですが(なんか窓から光が差してる感じの絵を描いてみたかった)。

 

 今回も作業の工程は変わらず。3Dモデル作って、配置して、線画して、塗って……という感じ。

 キャラクターのモデルはこちらをベースに自分で修正……したやつも一応アップ。椅子本ビン燭台ドクロもクリスタのアセットやらboothで入手したものを配置。

 

 一番苦労したのは髪。なぜなら3Dモデルを使えないので…(ダメダメな理由)。原作のキャラ絵を見てこの構図ポーズならこんな感じかな…と四苦八苦。実際に原典(☆3の方ね)を見てもらえばわかると思うのだけど、なんかすごいボリューミーで立体的な髪なんですよね。さらっ……とか、ふわっ……ではなくて、ボワッ!でグルングルンなんですよ。おもしろいんだけど……大変でした。

 

 今回でなんとなく(塗りなんもわからん~)という状態から脱却できた感じがあるのが良い。なんなら塗りの方が楽しいまである。ベース色を決めたら、そこを基準にパレットから少し動かしてまた塗って……みたいなのを繰り返す。

 そして強く実感したのがエアブラシの使いやすさ。ふわ~って塗れるのがめちゃいいです。クリッピングやらピクセルロックやら範囲指定をしておかないと普通にはみ出るけど。規模が大きいところではきっちり範囲決めてグラデーション入れたほうがいいと思うけど、細かいところだったらもうブラシでフリーハンドでシュッシュってやった方がいいかも。今回のイラストでは、椅子や肌の影・ハイライトや、床に落ちてる物体の影・反射光などをブラシで塗りました。床への反射光は塗っててめちゃコスパいいな~と思いました(手間に対する効果がでかい)。スポイトで本やビンから色取って、ブラシでちょいっと床に吹きかけるだけだからね。。

 

 

 

 

 

 だいたいそんな感じ。記事タイトルの……メルストの話もちらっとするか。メルストのイラスト、個人的には高レアよりも☆3とかのユニットのイラストの方が印象に残っていたりする。それにはたぶん色んな理由があって……特に大きいのは、高レアのイラストは背景やエフェクトの情報量が多すぎて消化不良になりがちなこと。そのせいで、そもそもイラストにおけるキャラクターの部分が掴みにくい。逆に低レアのイラストは、背景やエフェクトの圧が抑えられているため、相対的にキャラクターの部分が立っていて、自然と視線がキャラに行く。それゆえにキャラクターのデザインの魅力も、高レアのイラストよりもストレートに伝わることがある。

 まあ、かといって☆2以下のユニットは背景がテンプレだったりするので……と、そんな状況において、☆3のユニットのイラストが全体的に一番バランスが取れているんじゃないかなという話です。もうちょい説得力ありそうな話をすると、メルストでもなんでも、基本的にどんなコンテンツでもキャラクターイラストの「デフォルメ具合」(リアリティレベルの視覚版みたいな)って、そのタイトルの中で統一されていると思うんですけど。メルストのキャラ絵のデフォルメ具合を鑑みると、☆3くらいの背景・エフェクトの濃さがバランス的にちょうどいいのではないか、という話です。あるいは、背景の描き込み具合はキャラ絵の描き込み具合を踏まえた上で決めるべきだ、みたいな。そんな感じの話です。

 

 なんか偉そうに書いてしまいましたが、ただの素人の感想なのであまり気にしないでください。それに、高レアでも素晴らしいイラストは本当に無数にありますので…。今更だけど、そもそもメルストのキャライラストって、一枚の中に一つの世界を丸ごと突っ込んでる……ようなものが多い気もするので、もともと情報量が多いがち(?)なのかもしれない。まあでも、とりあえず個人的には攻撃のエフェクトみたいなのが少ないイラストの方が好きな傾向がある…。

 

 

 

 はい。☆3バーバラのキャラデザは素晴らしいという話でした(そうだっけ?)。メルストにはキャラクターが無限にいるので、傑作!!と思ったキャラデザはちゃんと口に出していきたいですね。

 

 あ、あと、最近の絵をPixivにもアップしました。

 今後は、そんなに言及するほどのものでもないな……というようなものなどは、Pixivの方に無言でアップするかもしれません。いや、ツイには流すと思うけど、こっちのブログには上げない……ようなものが出てくるかもです。