はじめてマンガを描いてみた話、あるいは完全初心者がマンガを完成させる方法について

 ある意味最近のトレンド(AI)の真逆を行く話かも。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

前段

 実はツイッターでちょくちょくそれっぽいツイートをしていたのですが、今年の1月半ばくらいに、休みが長すぎて気が狂い、マンガを描いてみよう!と一念発起しました。ちょうどコミティアを申し込んでいたので、それを締切としてとりあえずなんか完成させよう、と。

 

 で、まあ拙いながらも無事に完成させて、コミティアでは10Pのコピー本を配布したのですが、案の定まったく手に取られませんでした。下手くそだからね!

 

 それはそれとして、一度マンガを完成させたことが自信となりその後も2P描いた……のですが、なんとなくまだ人に見せるのは恥ずかしいと感じる出来だったのでそのまま放置。そして新たに1Pのものを描いて……まあこれなら人にも見せられるかなと思ってツイに流したのが昨日の話です。ということで上に貼った画像がその1Pのマンガになります(2枚目はオマケ)。

 

 

 

 この記事では、なんというか個人的な禊としての意味も込めて、マンガを完成させるために自分がやったことをまとめていこうと思います。自分がやった順に殴り書き。上に貼ったマンガを読んで(なんだこんなレベルの話か)と思った人はまあスルーしてください。タイトルに「完全初心者」とあるように、マジで今まで絵を描いたことがないというレベルの人向けの内容です。

 そして……このやり方はストーリーやプロットなどにも制限があります。とにもかくにも一本。一本まず完成させるためのメソッドです。なので……明確に描きたいものが決まっている人にはあまり参考にならないかも。完成させるためなら多少の制限はなんでもないぜ、という人向けです。とにかく一本仕上げてみたいという人へ。

 たびたび書いてますが、人間って(これならできそうだな)と思えると自然と身体が動くようになっていると思います。読んで(これならできそうだな)と思えるような記事になってたらいいですね。ということで始めます。

 

※以下、前提としてクリップスタジオと液タブあるいはペンタブを使っていますのでご注意。なければまず道具を揃えるところから…。

 

 

 

 

 

コンセプト

 一番のポイントは「資料を集めろ!」ということ。それがコンセプトです。その上で資料を集めやすくするために、

 

・話の舞台を自宅周辺に設定する

・3Dモデルを活用する

 

 この二点が具体的な方策となります。

 

 

 

 

 

プロット~ネームまで

 とりあえず自宅周辺を舞台にしてほわほわしたプロットを作ります。プロットというとなんか難しそうですが、あらすじですね。超簡単でいいです。1文~4文くらいでいいと思う。

 

 というかぶっちゃけプロット~ネームに関してはあまりアドバイスできません。ここは上に挙げた「具体的な方策」で解決できない部分なので……。とりあえず自分の例を書くと、本当に超簡単なプロットを書いた後で、セリフプロットとでも呼べばいいのかな、登場人物のセリフ(内心のセリフ含む)を固めました。マンガ内において文字で表現する部分ですね。最終的にフキダシに入れる部分です。

 

というか改めて考えたんだけどあらすじから即ネームは無理や どっかでセリフ固める必要がある セリフ固める過程でキャラの性格とかシチュエーションとかも固まってくる

(当時の自分の愚痴ツイ)

 

 セリフプロットを固めると……自分の場合はですが、自然にネームが浮かびました。いやほんとに。たぶんそういうもんなんだと思う。なので、信じて一度セリフを固めてみてください。

 ネームが浮かんだら自分が読んでわかる範囲ならいくら雑でもいいので描き残していきます。頭の中の設計図……をメモする感じ。クリスタとかツールをすでに使えるのならファイルを作っていけばいいし……自分の場合はまだそれらのツールになんら習熟してなかったので、A4のコピー用紙を半分に折ってそこに鉛筆で描いていきました。

 

 すでにツールに習熟してる人はスルーしてください。自分はコピー用紙にネームを描き終わった時点で、クリスタでファイルを新規作成する作業に入りました。……慣れてる人には作業の内にも入らないようなことですが、自分は完全初心者なので…… ファイルを作るときって同時に作品の最終形を決めなきゃならないんですよね。最終形が決まらないとファイルのフォーマットが決められないので。このときは最終的に「セブンイレブンコピー機で小冊子印刷をする」ことをゴールとして、それに合うように各種設定を決めていきました。

 

参考:

www.doujinshi-print.com

 

 

 

 

 

背景資料作成~背景作画

 ファイルを作ったら……ここから先の作業の順序はたぶん人によって異なってくると思います。自分の場合は「外堀から埋める」「できるところからやる」ということで、コマ割りから始めました。初心者なのでぜんぶ調べながらの作業です。

 

 コマを割ったら次にできそうなこととして背景を描いていきました。……なんて初心者がいきなり描けるわけないだろ、ということで背景用の資料写真を撮影しました。スマホでパシャパシャ。舞台を自宅周辺に設定してあるのですぐに撮影することができます。構図も自由だしパースも……と思いますがたぶんここは撮影する機材によります。まあなにかあれば撮ったあとの画像ファイルを加工することもできるので。

 

 資料写真を撮ったらPCに転送して、クリスタにインポート(ドラッグ&ドロップくらいですが)し、各コマに割り当てていきます。実際に当てはめてみると(なんか違うな…)みたいになることがあります。そうなったらまあ~撮り直しなんですけど、いざ描くぞ!というときに撮り直しが発覚するとテンションダダ下がりになってしまうので、できたら「写真を撮ったらコマにあてはめるところまでセットでやる」ようにした方がいいです。描く工程はじっと座って集中!って感じですが撮影は立って歩き回って…という感じで作業のタイプがまったく違うので、できるだけそれらの工程を行ったり来たりしたくないんですよね。

 

 あてはめたら……あとはもうひたすら上からなぞるだけです。写真の透明度を上げて、その上にレイヤー作って透かしながらひたすら描く。脳死作業です(かなり楽しい)。あらかじめ上からなぞるだけでいいような資料写真を撮っておく必要はありますが、それさえできていれば後は簡単。ちょっとしたボーナスステージみたいな感じもあります。

 どうですか? なぞるだけならできる気がしませんか?

 

 

 

 

 

人物資料作成

 まあここまではあまり苦労なくできるんですが……外堀が埋め終わったら個人的に一番の壁である人物作画へ。

 

vroid.com

 自分はこのピクシブが運営する「VRoid」というサービスを知っていて……キャラ作画にこれを使えばいいんじゃないか、とアテにしてここまで作業してきたのですが、いざ資料に使おうと思ったら……なかなか自分の思うように使えませんでした。

 素体の自由度がかなり低い……いや他の似たようなサービスをほぼ使ったことがないので低いかどうかもわからないのですが、とにかく作画の資料にするのは難しい感じでした。素体さえいいものが作れたらUnityにインポートして好きにあれこれできる……らしいことまで調べたのですが。

 めちゃくちゃ落ち込んだのですが、ここで適当にネットで検索していたらすぐに代替とできそうな別のサービスを発見。その名も「デザインドール」。

 

terawell.net

 

 かなり前からあるサービスですでに有名っぽいですが。とりあえずこれを導入して……VRoidよりもかなり自由度が高く、本当に好きな感じに素体を作れるのですが、この時点で自分はかなり精神が磨り減っており、自分でゼロから素体を作るのはめんどすぎ~!となったのでお金で解決しました。

 デザインドールには投稿型のポーズ資料サービス「ドールアトリエ」があり、他人が作って投稿したポーズ・素体をそのまま利用することができます(有料ですが)。自分はもう課金して、ここで自分が思い描いていたものと近い素体を探してそれを使うことにしました。

 

 ここまできたらまたひたすら人物用の資料画像の作成作業です。デザインドールをぐりぐり弄りまわして良さげなポーズを作り、その画像を保存していきます。そして背景と同じようにクリスタにインポート・貼り付けていく。これを全コマ・全キャラ分やります。

 Unityなどのツールを触ったことのある人ならそうでもないかもしれませんが、デザインドールも独特な操作感なので慣れるまでにしばらくかかるかもしれません。ボタンがいっぱい付いているマウスがあると少し楽です。自分はさらにマウスのボタンに好きな機能を割り振れるツールを併用しています(エレコムマウスアシスタント)。

 一応ヒントとして、デザインドールの素体にはワイヤーを表示する設定にしておくと、後で作画するときに目安になって楽です。

 

 

 

 

 

「眼」「髪」「服」

 ここまで来て……背景と人物の資料を揃えたらもうできるだろ! ……と思っていましたが、ここでまたしても挫折ポイントです。端的に言いますが、キャラデザの工程と、服装を決める→資料を集める、という工程が挟まります。

 デザインドールで作った資料があれば確かに人物は描けるんですけど、その人物、真っ裸なんですよ。おまけにハゲててのっぺらぼう。

 デザインドールでは人間の身体の資料は作れるんですけど、身体の上に乗っかっている部分の資料は作れないんですね。具体的には、「眼」「髪」「服」の3つです。

 

 「服」に関しては……今までと同様に資料を集めればなんとかなると思います。ファッション雑誌とかいろいろと資料になりそうなものはあると思いますが、自分は検索していたら見つかった「ニッセンの通販サイト」を利用しました。

 

www.nissen.co.jp

 

 「眼」と「髪」に関しては……自分ではアドバイスは難しいですね。ここに関してはもうキャラデザの領域なんですよ。本当は「デザインドールの素体作り」もキャラデザに含まれると思いますが、ここはお金次第で省略できるので。「眼」と「髪」は自力で悩んで産むしかないのかな…… 世には無限に表現・デザインが転がっているので、それらを組み合わせてなんとか自分の好みを具体化させていくしかない…と思います。

 コミティアで配ったコピー本にも書いたのですが、絵を描いたことがない人にキャラデザなんて無理なんですよ。できれば事前に二次創作・模写とかでいろんなデザイン・表現を学んで……それらを繰り返した果てにオリジナルが生まれるんじゃないかと思っています。なので……全体で言えば、完全初心者にとっての一番の詰みポイントがここなんじゃないかと。

 

 逆に言えばこの「眼」「髪」以外はとにかく手を動かせばなんとかなるという話でもあります。ということで、ここまで資料を揃えられたならあとは気力勝負です。がんばれ~! いや実際、今までに一度も描いたことのないものを描くのは気力が要ります。一度描けば慣れてくるので、だから例えば「服」だったら、一話の中でキャラの服装が変わらない場合、後のコマになるほど描くのが速くなります。慣れるので。最初の一回が一番大変なんですね。

 

 

(一応ヒントですが、どれだけ描いても良い感じにならない、という場合はそもそもキャラのポーズや構図の時点でかっこよくない/かわいくないものになっている場合があります。そういうことがあるんです。かっこよく/かわいく描くのが難しいポーズや構図があるのです。その場合は一歩引いて、ポーズ、構図、コマ割りなどから再考するのも一つの手です。)

 

 

 

 

 

残りのチマチマ

 できたか!? できたな!! ここまできたら残りは細かいチマチマした作業のみです。

 

トーン貼り

・フキダシ作成&セリフ書きこみ

・線の太さ調整(遠近、輪郭線など)(線画はベクターレイヤー推奨)

・影描きこみ(ハッチングなど)

・描き文字

 

 などなど、作品のクオリティを上げるためにできることをやっていきましょう。だいたい完成が近づくにつれて作業のモチベーションは上がっていくので、全体の一番の壁であるキャラ作画さえ終わってしまえばここらへんはフォロースルーというか、精神的には流れでするーっとやれる部分なんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

 

終わった

 はぁ~~~…………というところで、書きたかったことはだいたい書いたかな。まあそもそも自分がまだまだ経験不足なので、もっといろいろできることはあるんだろうけど、とりあえず。ここまでやれば、最初に貼ったくらいのものは作れますよ、という感じです。

 

 とにもかくにも「資料を集める」こと。資料の精度次第ではその後の工程はなぞるだけとか、ずっと楽できるので。

 その上でさらに、とにかく一本完成させたい!という場合は(資料集めの簡易化のために)「舞台を自宅周辺にする」こと。

 

 ここまで書いておいてなんですが、今回紹介した手法は、なんというかショット先行の作り方なんですよね。画力がまったく無い人向けなのでこうなっているのですが、画力がある人、すでにちゃんと絵が描ける人であればショットよりもキャラ先行で画面作りをした方がいいと思います。結局ね、キャラとセリフさえあればマンガって成立するんですよ。自分はキャラが描けないからこんなビデオコンテ?みたいな作り方になっていますが。まあでもここまでやれば一本は完成しますからね。

 

 

 

 

 

余談AI(閲覧注意)

 という感じで。殴り書きですが参考になれば。マジでAI全盛の時代になぜ……という感じですが、思い立ったんだからしょうがない。

 

(閲覧注意)(いつ消えてもおかしくない捨て垢のツイなので画像で貼ってる)

 AIに関してはもう流れを止められないですよね。著作権うんぬんとか、そこらへんの議論はぜんぶ物量に押し流されてしまう気がします。絵描きが使えばすぐにAI臭さなんて消せるでしょうし。マンガ描きがイラスト描きに流れていってる!?なんて話題もごく最近ありましたが、分野としてのイラストはAIですぐにも飽和しちゃうんじゃないだろうか。しかしここで思考停止したらそれこそお終いなのでちゃんと対策を講じていくべきなんでしょうが。

 ぶっちゃけ「できる」なら「やる人は必ず現れる」という絶望がかなりあります。倫理面で攻めてもなにも効果はないでしょう。実際どうするんだろう……法を整備して検挙しまくれるようにする…?

 一枚絵が終わるのなら、残ってるのはマンガの技法とか、プロットのうまさとかになるのかな。そこらへんでいかに味を出すか、みたいな。たいぼくさんとかナクヤムさんとかのオリジナルな画風・作風を持ってる人は強いですね。

 

 今日何気なく見かけたこのツイート……のような未来も予想よりずっと早く到来しそうな感じが。昔、映画『最後の決闘裁判』について「監視カメラが発明されてよかったですね」みたいな感想を発したことがあるのだけど……『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではないですが、なにが事実なのかなにもわからないみたいな世界は怖いですね。

 

 

 

 

 

当時の愚痴ツイ傑作選

 これで記事を終えるのは後味悪いので、最後に自分が作業中に発した愚痴ツイのなかから価値のありそうなものをまとめて貼って終わりにします。時系列順。楽しんでね。

 

・あと思ったこととして 絵描けないやつにキャラデザやらすな でもキャラデザできないとオリジナルの作品作れないんだよ アホか 無限ループ出口無し

・イラスト向きの目、アニメ漫画向きの目がある気がする 少なくとも瞳と白目が分離できないと機能的にキツい

・イラストを描こうとするな 美少女を描こうとするな チューニングするためにちょっと漫画読むか…

・今回のやつ、キャラが美少女であることをきっかけに話を展開させてる部分があるから 美少女描けないと詰みなんですよね これはおれがバカ

・自分が納得いくものが出来る気配を感じられないと身体が動かないんだよな 感じ続けなきゃ そのための外堀作戦

・そもそもの話、自分の見通しが甘すぎた デザインドールを見つけて、これでなんでもできる!と勘違いした デザインドールでできるのは身体の下書きくらいで、身体の上の別のパーツにはそんな役に立たない パーツの位置の確認にはもちろん有効だけど…

・具体的には、髪、目、服 これらはたぶん身体と同じように、それぞれ独自のスキルツリーがあるというか、別個の技術がいる気がする しばらくはそれぞれを一つずつ完成させることを目標にしよう でそれらを組み合わせて、一人分のキャラデザを完成させる

・それぞれのパーツに、身体部分以上の時間をかけていい そしてデザインドールは身体部分の資料で……それぞれのパーツに対してまた資料を集めるか作らないとあかん

・線引いてもその線が絵になる感じがさ その感じが掴めないと自信がなくて線が引けなくなる やっぱ完成させる経験必要だ 部分部分で完成させていく パーツごとに完成の経験を積む

・絵全体のバランスの調整が一番大変だ だからパーツごとにレイヤー分けて、パーツごとに完成させないと そうすれば個々のパーツの拡大縮小とか位置調整とかの微調整でなんとか…できる…たぶん

・キャラデザの良し悪しもあるわ トーン貼ったりとかせずに(線画だけで)良く見えるのはキャラデザがいいからだ キャラデザが悪いとトーン貼ったりして仕上げ段階になってようやくそれっぽく見える(で、それっぽく見えるまでが長く遠いと挫折する)

・(セリフに関して)フォントの大きさの統一とかまったく考えなくていいなこれ 細かな違いは気にならない 画面全体のバランスを見て先にフキダシを決めて、あとはそこにいい感じに収めていけばいいか

・先にフォントを揃えないといけないらしい そこでモリサワがサジェストされる た、高~~~アドビかよ

・立体を認識させる補助線をどれだけキャラデザに組み込めるかという話もあるんだよ 立体的に見えない!という時にそもそもキャラデザが失敗してる場合がさ…

・ディスプレイの表面にゴミがあると、そのゴミがペン先に付くことが稀にあって その状態で普通に描くとディスプレイに傷が付く、と…

・今さらではあるけど髪の毛のボリューム全体的に足りてなかった デザインドールのモデルに合わせて描けばそりゃそうなる モデルに合わせて描いた後で、比率そのままで拡大すればいいんですね 初手でボリューム大きめに描ければ理想だけど…

・コマ内に収める情報量でテンポ感がコントロールできるね 画力がないうちは情報多めでいいな 絵に頼れないので絵以外で埋めるというだけですが…

・画面全体でデフォルメの程度を合わせる必要があるんだな 一カ所だけ…たとえば目だけめちゃくちゃ上手く詳しく描いてしまうと全体としては逆に完成度が下がる

・だから、自分が一番描けないところを先に描いて、そこをリアリティやらデフォルメの程度の基準とする、みたいなやり方はありかもしれない

・一カ所にこだわりすぎない、できるだけ全体を意識するってのはこのためでもあるな こだわりの程度を全体で統一する必要がある

吹き出しツールも慣れたな…と思ったけどこれやっぱ手描きじゃないと絵に合わないやつでは

・キャラ以外は基本なぞってるだけなんで多分まったく絵は上手くなってない

・集中線、素材にマスクかけて自分で消していけば濃さを調整できることに気づいた

・機能のフキダシ、楽なんだけど無機質ということで最終的に手描きにするんだけど レイアウトの確認・下書きとして最初はフキダシ機能を使って……それを透明度上げて目安にして、上からフキダシペンで描こう……とするとできないんですよね 悩んだ結果スクショを撮って他の資料と同じように使うことに

(終わり)