【大学生活まとめ】 快適音楽セレクション (11-20)

ここらへんもすぐ決まりました。どんどん行きましょう。念のため書いておきますが、順位順ではなくあいうえお順です。順位的には並列な感じです。







Beach House「Devotion」

最初に出会ったのはサードの「Teen Dream」でした(これはセカンド)。それにいたく感動し、彼女らの音をもっと聴きたいと思ってさかのぼっていきました。
彼女らは音の面ではファーストの頃からあまり変化はなく、どちらかというと曲の面を追究していってたんですねー。といっても曲作りの手法は変えずに、一つの手法を洗練させていくって感じです。個人的にはセカンドとサードはほんとに捨て曲ない!と思ってます。特にサードはポップミュージックの最も洗練された形の一つだと思う。
今回セカンドを選んだのは、こちらの方が若干馴染みやすいかなーと思ったからです。これからも冬が来るたびに聴くと思います。








Beck「Sea Change」zz

ベックさんSSWしてます。若々しさはなく、ものの見事に枯れきっています。音色の柔らかさ、テンポのゆっくりさ・・・ いろいろなことに疲れたとき、こんな音を求めてしまいますね。まあ実際は音よりも曲の充実が素晴らしいです。
日本盤のボートラが名曲。








The Dead Texan「The Dead Texan」zzz

前回出てきたstars of the lidの片割れのソロ作です。こちらはドローン一辺倒ではなく、一曲一曲も長すぎないためとっかかりやすいかもしれません。というか、わりとはっきりとメロディーがあって、しかもそれがめちゃくちゃいい。BOC的な、ノスタルジックな感じもするんですけど、これどうなんだろう、自分だけなのだろうか。。








D'Angelo「Voodoo」
(ジャケが快適じゃない)
これめちゃくちゃ聴きましたよー。最初ぜんっぜんわからなかったですけどね!
激しめの曲もありますが、スウィートなゆったりとした曲もあって、それが極上です。ほんとにいつまでも聴いてられますよね。音と音のすき間の気持ちよさよ。

この曲と「africa」がお気に入り。








Keith Fullerton Whitman「Playthroughs」zz

エレクトロニカ通過後のアンビエント?一つ一つの音のきれいさが飛びぬけています。あとドローン。浮いてるのか沈んでるのか。きれいな電子音に浸りたいときに。森林浴とかじゃないですけど、なんか洗われるような感じがします。








Pizzicato Five「女性上位時代」

いわゆる渋谷系。ゴキゲンですねー。フランス映画的?(偏見) オシャレです。休日はほとんど引きこもっているような自分でもこれを聴くと買い物に出かけたくなります。
なんというか、非常に機能性が高いです。どんどん使っていきましょう。

休日の午前を有効に使うためのbgm。








Scott Walker「Scott III」

今気づきましたけど、ベックと同列になっちゃいましたね。というのもシー・チェンジの元ネタというか影響を与えたアーティストとしてスコット・ウォーカーが挙がっていて・・・いて・・・ 今軽く検索したんですけど見つからないす。。まあ音的には似ているので、シー・チェンジのファンはきっと気に入りますよ!
初期の5枚ほどは音楽性にあまり変化はないのですが、この3枚目が内省的な曲が多く、とても気に入っています。69年の作品です。

完璧な曲の一つだと思っています。








Velvet UndergroundVelvet Undergroundzz

ヴェルヴェッツは全作品が傑作だから・・・ 友人と遊んでるとき流していました。去年リイシューされました。








渚にて「こんな感じ」(Nagisa Ni Te「Feel」zzz

これは掘り出し物と呼んでいいんじゃないか。偶然でしたが出会えてよかったです。
もともとピッチフォークに珍しく日本のグループのレビューがあるなー、となんとなく印象に残っていて、その後で地元のブックオフに行ったら彼らの作品がまとめて置いてあって・・・ 誰かファンの人がまとめて売っていったんでしょうね。その時はこのアルバムだけ買っていきました。
日本版スロウコアとでもいうか。テンポゆっくりめなフォークです。夏に田舎でぼーっとしながら聴きたい。「朝顔」って曲のギターソロが大好きすぎる。
去年新作出ました。あと彼らのブログ?がおもしろいです。ひとこと




七尾旅人「ひきがたり・ものがたり Vol.1 蜂雀 (ハミングバード)」zzz

天才SSWのサードアルバムです。ファーストもセカンドも彼にしか作れないと思わせられる作品でしたが・・・ この作品の衝撃もそれらに勝るとも劣らないと思います。
なーんとなく1枚目2枚目とその後の「911 Fantasia」の影に埋もれがちな気がして。というか彼の場合重要作が多すぎるんですよね。でも個人的にはこの作品が一番天才っぽい(なんじゃそりゃ)と思います。
音的には超ミニマル・ミニマムなアシッド・フォーク。また題名の通り、物語る歌詞が音と同等以上に魅力的です。最小限の音が想像力を喚起する。空気公団の山崎ゆかりさんがボーカルで参加。





つづく