【大学生活まとめ】 快適音楽セレクション (1-10)

大学生活まとめです。とりあえず音楽編としますが、他のジャンルをやるかどうかはわかりません。
大学時代に聴いていた音楽をまとめるにあたって、よく聴いたものをそのまんま提示してもなんかまとまりがないよなあということで、今回は「快適さ」をテーマとして設定し、このテーマに沿って作品を選んでいきました。
大学生活での普段のbgmとしてよく使っていたものですね。リア友で、ぼくんちボードゲームとかしたことある人は、聴いたことのある作品がきっとあるでしょう。
まあ人によって何を快適と感じるかは違うでしょうけど。昔サム・プレコップはインタビューで”皿洗いなんかをしてる時、ゴキゲンに聴けるような曲が、最高の音楽だ”と語ったことがあるらしい(ほんとかわからん)です。そういう作品もこのリストには入っていますが、もっと穏やか(無気力?)なほにゃ〜っとした作品も入っています。音がキンキンしてたり、びっくりしたり(音量の急激な変化とか)、テンションが高すぎるようなのは入っていません。
当初はちゃんと順位つけようと思ってましたがめんどくさくなったので止めました。作品数が多いと順位つけるのも大変になってくるんですよ。やるならまず確固とした基準を作らないとなんですけど、「快適さ」って軸はけっこうあいまいなので。でも一応大まかには順位づけしました。思い入れの強いものから10枚ずつ、その中ではあいうえお順、という形でいきます。
あと入眠時に使えそうなものはマークをつけました。最大で三つ。もしそういう作品探している人がいたら参考にしてください。






Bill Evans, Jim Hall「Undercurrent」zz

ピアノとギターのデュオ。一曲目がたしか即興で、名演なんだけど快適さでいえば二番以降。有名盤でありたぶん1000yenで入手可能なのでぜひ。








The Caretaker「An Empty Bliss Beyond This World」zz

ようつべでたしか全部聴ける。タイムスリップしたような。欧米人向けなのかもしれませんがいいものはいい(強引)。








Grouper「A I A」zzz

バブみを感じる(重症)。「Dream Loss」、「Alien Observer」の二枚組み。切り離していいかわからないけれど、個人的には後者が彼女の最高傑作。これ聴くとほんと現実見たくなくなる・・・








Jim O'Rourke「Eureka」

大学時代はジムオルークをけっこう追っかけていました。最初ぜんぜん良さがわからなかったんだけど。豊かな感じ。あとボーカルがすごく好きです。優しい。








Pink FloydAtom Heart Mother」zz

A面は飛ばしてください(ちょ)。超個人的な話なのですが、実家の自分の部屋から見える景色がこのアルバムのジャケットと似ていて、またB面ののどかな曲群がそれに死ぬほど合うという・・・ もうなんというか、自分のほんとに深いところに常にある作品です。出会いも今回の10枚の中では一番早かったはず。








Sam PrekopSam Prekop

大学時代の一番の掘り出し物です。といってもそんな無名じゃないでしょうけど。こんな心地いい音が世界にはあるのか。これに比べればA.C.Jobimでもまだ重い。奇跡的な作品だと思います。順位つけてるとき、一位にしていたのはこの作品でした。ジムオルークプロデュース。

ほんとは他の曲上げたかったけどなかったので。最後の曲でちょっと気合入ってる。名曲ですが!








Stars Of The Lid「The Tired Sounds of Stars of the Lid」zzz

入眠用bgmの真打ですね。クランキーが誇る、ドローン・アンビエントユニットです。レーベルカタログのキリ番(50番(これ)と100番)は彼らの作品となっています。ドローン音への潜在的な目覚め(目覚めというか・・・)はボーズ・オブ・カナダだと思いますが、まともにドローン作品聴いたのは彼らとGASが最初だったような。大学時代、彼らに出会わなければもっと人生充実していたかもしれない(?)、そんな作品です。人格にも影響しているかも・・・








Yo La Tengo「And Then Nothing Turned Itself Inside-Out」

・・・語る言葉がない。真夜中のbgm。ポップの教科書。これを流しながら深夜の街を車で走るのがインディーロックファン共通の夢だった(かもしれない)。この音を聴けばいつだって夜の風景が頭に浮かんでくる。ふるさとのような作品だと思っている。








空気公団「融」

うーん。完璧だと思う。新しい音はないけれど。メジャーでのファーストアルバム。「くうきこうだん」からぐっと録音がよくなって、演奏が充実していると思う。以前は歌が飛びぬけていた(というよりは演奏が追いついていなかった)けれど、今作で演奏が同レベルまで伸びてきて、完全に調和した。個人的には最高傑作です。








はっぴいえんど「HAPPY END」

自分にとって、シティポップスといえばこういう音のイメージでした。風街より圧倒的にこっち派。日本人でよかったと思える作品・・・でも外国人のサポートがいっぱい入ってます。








初回ですが、この10枚は個人的には鉄板ですぐに決まりました。全部大切な作品ですねー。