西岡恭蔵『ディランにて』

 

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 車のBGM第三弾。昔の日本のフォーク関連で「ディラン」って言葉がたまに出てきますけど、これは当時大阪にあった喫茶店「ディラン」を指しています。まあこの店名がボブ・ディランから取られているので、ボブ・ディランのディランだよと言っても間違いではないのですが… 詳しくは以下リンク。

 

 

 

参考リンク:

music-calendar.jp

 

www.tapthepop.net

 

 

 

 西岡恭蔵のファースト・ソロ。ギター、ベース、ドラムという最低限の編成で骨太なフォークを聴かせる。フォークなのに骨太という印象が先立つのは西岡のボーカルの線が太いことと、ベース・ドラムがしっかりと鳴らされていることによる(車で流すとベースがズンズン響くのだ)。

 

 ボーカルも演奏も「フォーク」と聞いて想像されるような朴訥としたもの(ベースだけかなり手数が多いが)で、それゆえに詩の持つ風情がストレートに伝わってくる。それこそ大きな影響元であるボブ・ディランを聴くときと同じように、言葉にも意識を向けながら聴くといい。

 

 シンプルな音楽性の作品で、とても長く付き合えそうな作品です。次作以降では細野晴臣も絡んでくるようなのでそちらも気になる。

 

 

 

 西岡恭蔵についてとても詳細に書いてあるページを見つけたのでリンクを貼っておきます。。

http://www15.plala.or.jp/mitan/Kyozo_Nishioka/Solo/N1.html