www.youtube.com ストーリー読んだ後だと動画冒頭の字幕だけで泣けてくる…
ツイに投げた雑な感想をまとめたものです。
涙 こういう語り口に弱い pic.twitter.com/IdCsmBRJYd
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
いきなり中盤以降の話になりますが。戦闘のないシナリオだけのステージであるSL-ST-2の話がめちゃ良かった。道具でもお化けでもなんでもいいんですけど、「人の想いを人以外のものが媒介する」みたいな話が個人的なツボらしく(だから『もっけ』とかが好き)。今回の話も今を生きる人間ではない、ドリーの創造物を介してエイヤに想いが伝えられます。おそらくはエイヤのパパママなんでしょうけど。。ストリングス基調のbgmもいいし「雨、雨、あっち行け」というタイトルもいいし、涙……。
(改めて確認したらこのシナリオの最後の文が「さようなら、アデル。」で、今回のイベントのタイトル回収となっていましたね。)
アークナイツイベスト読んだ~良かった~
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
火山と雲と夢色の旅路、これまでのイベストとかなり毛色が違って きっちりと当てはまるわけではないけどロードムービーのような味わいで アークナイツくんこんなシナリオも書けるんだ、っていう……泣
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
羊たちは別に魂が入ってるわけではなくてドリーがただ似せて作ったものらしいけど とはいえ人知を超えた存在のお手製だからほぼほぼ本人と同一と考えていいのかな
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
アークナイツイベント”火山と雲と夢色の旅路”読了。
— コバヤシ (@lastbreath0902) January 16, 2024
大変良かった。
悲惨な対立も激しい衝突もなく、シェスタや龍門で一つの物語が終わった後の、それでも続く物語の行く末を追う。
守られるべき若人は翼を得て、新たな未来へと自分の力で…父母の愛で飛び立っていく。
「火山と雲と夢色の旅路」読了。文字数にして13万字くらいかな、でもまったく間延びしない。読めば誰しもがエイヤを愛おしくなる素敵なお話。きょうび、メインストーリーが魅力的なコンテンツは珍しくもないけど、イベストのクオリティに限ればアクナイは空前絶後にもほどがある。 pic.twitter.com/195dOIi60w
— ブーメラン (@gnaremooob) January 18, 2024
♜⃤ 火山と雲と夢色の旅路 読了
— すみす (@nuenuenue) January 16, 2024
どういう話かといえば親子の話だった
エイヤ以外にもそれは複数語られ
最後に年長者から子どもへの想いで〆られる
どんなに優秀でも君はまだ子どもなんだよ、と
ふわふわな羊がたくさん出て来るのはそれで子どもを優しく受け止めるため、なのかも#アークナイツ pic.twitter.com/4OXTglAqV1
火山と雲~、親子の話でもあり、生と死を含めたより大きなサイクルを受け入れる話でもある気がして 読んでてうっすらと未来への覚悟が決まっていくような感覚も
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
「自分の石を植えて、それが根を張り芽を出すのを、遠くへ行くのを見守る」「小さな石ころもマグマとなって、噴火しようとしている」「それは雲となって、また地面に落ちるだろう」「もはや石ではなくて、ひとすくいの暖かくて白い火山灰に変わるんだ」「栄養が含まれていて、土に混じると花を咲かせることのできる」……
すべて前述のSL-ST-2からの引用ですが。おそらく人類の、人の営みについての話で。羊からエイヤに語る構図ですが、一歩引いて見ればそれを外から見るプレイヤーがいて……だから、自分はこれはアークナイツがプレイヤーに対して教え諭しているようにも思うんです。今回のイベストでエイヤは両親の死を乗り越えましたが……それを読んだ僕らもなにかを乗り越えるための力を得られたのではないか。
……ぶっちゃけて書くと、これからどんなに辛く苦しい展開があっても、このお話を経た君たちなら乗り越えてくれるよね?とでも言うような、アークナイツ側からの再確認のようなものでもあったのかなと思っています。辛く苦しい展開、とは例えば「キャラクターの死」とか。鉱石病の進行が特に酷く、ストーリー中でもその影を感じさせていたエイヤが中心に置かれることで、イベストのテーマ的なものがより身近に、確かな重みをもって感じられます。
とても深く誠実なイベストだけど、ぱっと見の外面や筆致には良い意味での柔らかさ・ゆるふわさがあり、そのギャップがまた滋味深い味わいを生んでいる
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
描写される出来事自体はふわふわしたものもあり、そもそも(ドリーの生み出した)羊だって時と場合によって存在を感じられたり感じられなかったりする不確かなもので。アークナイツにおいて過去イチで抽象的な部分が多いストーリーだったと思いますが、同時に今までで最もはっきりとしたメッセージ性も持っていて……良かったです(語彙死)。
普段のアークナイツがハード寄りだから、余計にこの柔らかさが刺さる…
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
本日16時公開します🐏🛹
— oyuki ❄️ (@oyuki_gms) January 16, 2024
火山と雲と夢色の旅路 - So Long, Adelehttps://t.co/YrbYkprH3b#Arknights #명일방주 #アークナイツ pic.twitter.com/p1OdfSe98z
あ~そっか、意識してなかったけど副題「So Long, Adele」(さよなら、アデル)なんだ ああああ泣けてきた
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
oyukiさんのこのポストを見るまで副題?の「So Long, Adele」を認識していませんでした。ストーリー読み終えてから気づいて(´;ω;`)ブワッとなりました。
いや、こういう話をこの分量で一本しっかりとやってくれるの、アークナイツ誠実すぎる 過酷な世界だけど、だからこそ
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
世界が厳しさを増すほどに価値を増すメッセージ。それはエイヤやセイロンなど作中のキャラクターはもちろん、外から観察するプレイヤーにとってもだ。
いいもの読ませてもらった
— にんず (@ninz51) January 18, 2024
全体に渡って比喩的な表現が多いストーリーで、自分自身すべてを読み取れたという自信はまったくありませんが、とりあえず、一読しての感想となります。
明るく楽しいパートもありましたが、個人的にはお葬式……とまでは言わないまでも、「通過儀礼」的なお話だったなと思っています。SL-ST-2のエイヤが見た夢も、終盤に親の防護服を着て実際に火山に確認に行く行為も、そして商店街の面々が海辺で開くパーティーも……広い目で見れば人が次の段階へ進むためのイニシエーションの一部だったんだろうなと。
「物事を受け入れて先に進む」という、普遍的な、いつでもいくらでもやっていいタイプのお話だとは思いますが、とはいえ夏の、【限定・遊】のリミテッドスカウトのタイミングにこういう話を持ってくるのは豪胆だなと思いました。時期としては、日本ならお盆のときなんかに読みたい内容で……改めて考えればドリーの生む羊ってご先祖様の霊みたいな感じだし(集まって騒いでいる様は、見ようによっては百鬼夜行みたいなものなのかも、とか)。
ただ、新作の「エンドフィールド」もあるので……そういう意味ではタイミングとしては最適でもあったのかな。プレイヤーが新しいタイトルに移るための通過儀礼として今回のイベントがあった説。…まあこれは半分冗談ですけども。でも、今回のシナリオを読むことで、あまり言葉にはしたくないんですけど、アークナイツという物語がいつか終わることに対しての覚悟が持てたような気がします。そのいつかって絶対に来るし、そのいつかに備えるためには絶対こういう話が必要だったと思う。自分が「アークナイツ誠実すぎる」って呟いたのはまさにそういう意味で……。今回、アークナイツでこの話が読めて本当に良かったです。すばらしいお話をどうもありがとうございました。