『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』、単純にいい曲が多い 名盤だ
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
たぶんにじさんじ関連の音盤で一番良い まだ2週目だけど自分なら8.5~のbest new付きます
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
アルバムめちゃ良いです。良すぎてかなり聴いたので、お気に入りの曲ごとに一言づつ…。
「ウラノミト」MONACAの広川恵一が作編曲。エレピの幽玄な響きでイントロから掴まれる。どちらかというと線の細い。繊細なボーカルパフォーマンス。MONACA的な情報量の多い忙しない楽曲で、ぶっちゃけボーカルかなり難しそう。最後のサビは直前にブレイクが入るんだけど、これが個人的にはビミョ~に違和感があって、勝手に苦肉の策だったのかな、などと思っている。たぶんアレンジのめちゃ難しいところで、間奏~ブリッジで盛り上げて、その勢いを殺さずにサビに突入するのって、曲によっては新たなパートを書き加えたりする方が楽なのでは…というくらいに難しかったりする…のだと思う。いやまあ聴き流してるとそんなに気にならないんですけど。
https://t.co/SMbHtXPGrO サウンドの記名性すごいな(白紙とすぐわかる)エクストリームなサウンドがあんま好きじゃないんだけど、和声感覚には抗えない
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
Dance×Mixer×アイドルマスターあずさ「mythmaker」その6くらい https://t.co/fy0cn1HGh4 #sm8288682 #ニコニコ動画 光る地図聴いてなんとなく思い浮かんだのがこれ。大まかな構造は似通ってると思う。委員長のボーカルはフルカワミキっぽいなと思った
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
#4「光る地図」冒頭のエクストリームな打ち込みで長谷川白紙だなとすぐわかってしまう。メロ部分はなんというかメルヘンチックなのだけどサビで一気に神々しい雰囲気に。初めて聴いたときはサビでマジで時間の流れがゆっくりに…世界がスローモーションになったように感じてしまった。誰でも一発で印象に残るでしょこれ。やっぱ天才なんだよな…。こういう曲久々に聴きました。
上のツイで触れていますがアイマスの「Mythmaker」とは基本的な構造が似通っているので、片方が気に入ったらもう片方もぜひ。たびたび言及してますがMythmaker超名曲なんで…
長谷川白紙からの手紙 光る地図で、音名をずらすとある文章となる箇所がある?? pic.twitter.com/XTOhjDHrXj
— にんず (@ninz51) September 3, 2021
初回特典のBDに白紙からのメッセージ的なものが入ってるんですけど、この曲にはなんか高度な仕掛けがあるらしいです。なんそれ。なんかわかった人がもしいたら教えてほしいな~なんて…。
#6「みとらじギャラクティカ」ARM(IOSYS)の作編曲。ひなビタ♪の芽兎めう楽曲なんかを彷彿とさせるこれまた絶好調な一曲。VTuberに限らずキャラクターものの企画ではこういう感じの曲が主流な気がしていて、だから委員長のアルバムもこの路線の曲で埋まるかと思いきや、本人がオタクだったのでそうはなりませんでした。自分もこういう曲が得意というわけではないので当初はふーん…という感じでしたが聴いてたらだんだん馴染んてきた。サビ良いっすね…。今ではアルバムがアートとエンタメのバランスを取るために一番重要な曲だったのでは…との思いも。
#7「部屋とジャングル」堀込泰行と矢野博康というベテランによるネオ・シティポップ。超名曲で一番再生してるかも。アルバム中でも完成度が図抜けている。車移動中にベトナム人技能実習生に一回聞かせたんだけどその一回でメロディー掴んでてすごい、いやそうだよな…!と感動。機能性も振り切れている。
部屋とジャングルもめちゃくちゃ良かった
— mougi🐰 (@mougi_lune) August 10, 2021
月ノさんのノートの「あなたの家」を思い出しながら聴いた
発表当初は不思議なタイトルだと思ったけど、ジャングルってやっぱりAmazon/アマゾンと掛かってるのかな
「部屋とジャングル」は明らかにネット通販の歌だと思ってたけど、「ソファで会議すまし」「ニュース読んで怖くなって」「ヨガあきらめて」と、今の状況の歌でもあるんだなと、今更気づいたよ。鈍感だね。きっと明日届くトランクに詰め込んで部屋を出ようね、と。良い歌だね。 https://t.co/yIyieVDuyz
— 書記ꘜフジシ口 (@xlie_v) September 21, 2021
なるほどね~。そうかもしれない。コロナ禍ソングの側面。そして(貼ったツイのリプライでも触れられてるけど)委員長もカバーしたセラニの神曲「ありふれた毎日の歌」とは曲中で描かれるシチュエーションに通じるところがある。だからどうというわけでもないけど!
ウエルカムトゥザ現世、自分の苦手なノリきたか!?と思ったけど展開の多いメロに普通に追い越されて圧倒されてしまった メロが良すぎてサビがかすむけどサビが悪いわけではない
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
アルバム中では、なんというかノリや雰囲気が一番古臭い曲……なんだけど、怒涛のように押しよせるヒロイックなメロでノックアウトされる。隙を生じぬ下降クリシェの二段構え。元JUDY AND MARYのTAKUYAが作曲で、言われてみればそんな気もしてくる。るろ剣がもし再アニメ化したらこの曲タイアップしましょう。
「NOWを」、なめらかに軽やかに漂っていくオシャレなスタイルではなく、『VISITORS』や『Mess/Age』を思い出す、一語一語はっきりと叩きつけてくるクラシックなラップスタイル。熱(ねつ)があって、詞がダイレクトに伝わる。委員長のキャラにはこっちの方が合っている。
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
「NOWを」、サビで裏拍に乗るのが気持ち良すぎる
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
サビで他のみんなが合いの手入れてる場面が浮かぶぜ
— にんず (@ninz51) September 3, 2021
NOWを、今の時点で聴くたびに泣いていますがこれ絶対ライブバージョンの方がいいんだよな 楽曲的に委員長のボーカルパフォーマンスに拠ってる部分が大きいので
— にんず (@ninz51) September 3, 2021
Seiko Ito(いとうせいこう)全面プロデュースの#9「NOWを」。光る地図に並んでサビでぶっ飛ばされた曲。サビで裏拍に乗るのが気持ちいいし、自然とそうなるようにデザインされている。あとDJ KOOみたいな合いの手が良いですね。
サビで爆発するために、それまでに温度を上げていかなきゃならないんですけど、その役割を委員長のラップが9割くらいの割合で担っていて、で実際にサビに至るまでに聴き手をぶち上げさせているのですごい。いやマジで委員長すごいと思います。「これがロックスター?ただの虚空じゃないか」「これがアイドル?ただの騒いどるじゃないか」といったニヒルな詞もよく嵌っている。
この曲も実習生秒で馴染んでました。最後のサビで曲に合わせてHO! HO!言ってて笑った。
#10「Moon!!(Avec Avec Moonlight Power Pop Re-Arrange)」。調べてみると元々は委員長のファン発のオリジナル曲らしい。愛されてるな。。それを今回Avec Avecがリアレンジして収録したと。アイマス感というか素直なアイドルソング感があって安心する。アルバムの締めくくりにちょうどいい温度感・スタンダード感があります。めちゃくちゃなお気に入りではないので上で名前は挙げませんでしたが、せっかくなので触れました。
長い! 結局ほとんどの曲について書いてしまった。いいアルバムなのでみんな聴いてね。