お気に入り曲まとめ(2017.5〜2017.6)


 プリリズ視聴の影響などでアニソンの比率が高くなっております。


Segue / Sunshine Coast、Exposure、Summits & Spires

http://shop.silentseason.com/album/over-the-mountainstitle
 ちょい前にも簡単に紹介したダブでアンビエントなアルバム「Over The Mountains」より。曲単位で消化できてきたので残しておきます。一曲ごとでも、ずっと霧の中を歩いていたらある時急に景色が変わったかのような感動を味わうことができますが、アルバム単位で長時間霧の世界に浸るのもいい感じです。









Mac DeMarco / A Wolf Who Wears Sheeps Clothes、Watching Him Fade Away、Still Beating

This Old Dog | Mac DeMarco
 今年5月に出た新譜「This Old Dog」より。以前よりもずっとラフというか、骨格だけみたいなアレンジになりましたね。今思えばピッチフォークの7.9点という採点には愛を感じないこともないですね。「Still Beating」はSalad Daysの時期を彷彿とさせる、ギターのリフが印象的な曲です。









Everything Is Recorded / Close But Not Quite

〈XL Recordings〉創設者が新プロジェクトを発足! 突如リリースしたEPにはSamphaやGiggsなど参加 | Spincoaster (スピンコースター) | 心が震える音楽との出逢いを
 同名のEPより、Samphaが参加したことでけっこう話題となったこの曲を。個人的にはこの超かっこいい名前のアーティストがXL Recordingsの創設者だったことに驚き。一緒に収録されている他の曲は正直好みではなかったのですが、この曲は本当にいいです。個人的には年間ベスト級。









花澤香菜 / FRIENDS FOREVER

リスレゾ – リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト
 今年出た4作目?「Opportunity」より。一番スッと入ってきた曲がこの曲で、クレジット見たら作編曲は海外のアーティストの方だったようで。曲もいいですが、これに関してはNONA REEVES西寺郷太が手掛ける歌詞がすこぶる良い。恋愛ものあるいは青春もののお話の一番コアの部分が、4分弱の時間にこれ以上ないほどに整った形で詰め込まれている。鮮やかすぎて声も出ない……良すぎて死ぬまであります。具体的なことは触れませんが、この曲に出会ってすぐに友人の結婚式があったんですよぼく。。(実際に曲を聴いていろいろ察してください)









Radiohead / MAN OF WAR、LIFT、LULL

 レディオヘッドの超名盤「OK COMPUTER」の20周年記念盤「OKNOTOK」より。ライナーにもあるように、この時期が一番ソングライティングが波に乗っていたんだなあ、と。めちゃくちゃいい。未だに日に数回は収録曲聴いてますもの。公式としては初リリースとなる「I Promise」「Lift」「Man of War」の3曲以外は既出(「Airbag / How Am I Driving?」という名前のミニアルバムに収録されていたっぽい)ですが、それらも多少スケッチっぽい部分は残しつつもめちゃくちゃいいです。なんだかんだフルアルバムしか音源持ってなかったので…フルアルバム以外のEPやらなんやらも集めてしまおうかな……









Khotin / Dotty、Always Glad、Fever Loop、New Window

New Window | ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
 とにもかくにも「音」が魅力的な作品ですね。(そうそう、おれってこういう音が好きだったんだよ!)という再発見というか、気分的に原点回帰できるような音を持つ作品です。個人的にはLFOの「Sheath」やrei harakamiの「Red Curb」といった作品を隣に並べたくなります。傑作!とか肩肘の張った誉め言葉はちょっと似合わないかもしれないですけど、まあ非常に愛らしい作品ですね。
 なぜかこれを聴いているとゆめにっきとかマザー2とか、あそこらへんの独特な空気感を持ったゲームが頭に浮かんできます。音があまりに個性的だから…? 実際聴いてると無菌室とか大きな窓のある白い部屋とか、そういうイメージがすぐ浮かんできます。。
(調べてみたらこの人、昔1080pから作品を出してたようですね。たしかにレーベルのイメージに合うサウンド…)
 一曲選ぶなら最終曲「New Window」ですね。一度聴いてみてください。









deepchord presents echospace / live in detroit [ghost in the sound]

live in detroit [ghost in the sound] | echospace [detroit]
 DeepChordの最新ライブアルバムですかね。RAでレコメンドこそついていませんが普通に4.1とかいう高得点を取っています。実際軽い気持ちでかけ始めたらそのままズブズブと最後まで聴かせてしまうだけのパワーがあります。









DJ Sports / Modern Species

FIREC023 Modern Species | Firecracker Recordings
 ピッチフォークでオープニングトラックの「World A」がbest new track認定されてましたね。個人的には1080pやbeer on the rug(サンプルが少し古いかもです)などを通過して現代のベッドルームに適合したBlack Secret Technologyのように聴こえます。デトロイトテクノが好きな人は要チェックでしょう。にしてもほんっとにFirecrackerは外さないですね、すごい。。









 ここからはアニソン…だけじゃないけどそっちの方面へいきます。



PURETTY / チェキ☆ラブ、シュワシュワBABY
P&P (伊藤かな恵, 津田美波, 金香里) / サンキュッ!!
せれのん (米澤円, 明坂聡美) with K (伊藤かな恵) / よいなかそ♪
MARs (阿澄佳奈, 原紗友里, 片岡あづさ) / Que sera


 前回のまとめでオーロラドリーム楽曲を扱ったので今回はディアマイフューチャーです。観てる当時はそこまででもなかったのですが数回かけたらすぐハマりました。
 PURETTYは元からアニメだけでなく世界を見据えてたと思うのでクオリティも相応に高いです。それ以外の3曲……特に「サンキュッ!!」と「Que sera」は最近気に入ってきました。言っちゃ悪いけどあまりパワフルな曲じゃないんですよね、でも代わりにフラットな気分の時でもすんなり入ってくるんですよ。Que seraなんか男性でも普通に歌えるくらいキーの低い落ち着いた曲で… もしかしたらMARsのアダルトな…というとアレですが、ADの頃よりもちょっと大人になった感じを魅力として引き出そうとした曲なのかもしれません。 と思ったらプリリズのCDBOXのブックレットにそんなようなことが書いてありましたね。
 「よいなかそ♪」は個人的にはPURETTY楽曲を除けばDMF時代唯一のキラーチューン。曲も最高だしかなめちゃんの声が聴けるところも最高。あーかなめちゃんの声がまたどこかで聞けたらいいな…









じん - 日本橋高架下R計画

 ツイッターでこの作画いいよね〜という感じで動画付きで回ってきたもの。観てみたら曲もいいじゃん…ということで収録アルバムを中古で入手しました。ボカロのCDを買うのはこれが初めてです。おそらくすげーでかい鉱脈なんでしょうけど、総量のわりに自分の好みは少ないような気がしていてあんま掘ってません。いや実際はわからんです。自分の好みのタイプの曲がランキングの上位にこないという状況に嫌気がさしてるだけかも。とりあえずじんのCD探してみますか…









すずしろ / プラネットパティシエール、キャンディーメロディー、ゆめのカケラ

シュガープラネタリウム - sumicco
 芳川よしの繋がりで知った方。フィールドとしては同人ですね。3年前だか4年前に発表された「Last Summer」という曲が大好きで、その後もたまーに動向を追っていたのですが、この度めでたく1stアルバムが出ました。
 よしの以外ははじめて知るプロデューサーでしたがどの曲もきらめくようなポップさで思わずウッとなります。どの曲にも好きな部分があるんですけど、プロデューサーを選んでいるのは多分すずしろさんだと思うので、多分すずしろさんのセンスが自分の好みなんでしょう。
 ぜんぜんメジャーでも通用すると思うんですけど、そっち行ったら行ったで音楽性の変化が怖かったりもするんですよね。どうせだったらその時はよしのPも連れてってくれ…とかなんとか。








はるなば / Prelude'1965、キャンバスライダー、最後の日、Candy Colored Days

RCCD
 で、こちらは上の「シュガープラネタリウム」の一曲目のプロデューサーの曲です。調べると2015年の終わりにアルバムを出していたようで。ホームページにアルバムのクロスフェードが貼ってあったので聴いたら一目(一聴き?)惚れしてしまいました。。
 ぶっちゃけアレンジはそこまで好みではない(ハードロック生まれメタル育ちだそうで)んですけど、歌メロがめっちゃ好みなんですよね。。 プリリズの初期楽曲を手掛けた長岡成貢さんにも通じるような王道感があります。春アニメで言えばFAガールのOPとかID-0のOPとか、そんな感じですね。いやこれめっちゃ強い才能だと思うんですけど。
 同人でも今までに多くの曲を発表しているようなので、いつかそれらがまとめて聴けるようにならないかなあ。。と思っています。









ルコア(CV.高橋未奈美) / リトルライダー

 2017年冬の覇権アニメ(諸説あります)「小林さんちのメイドラゴン」のキャラソン。当時のお気に入り曲まとめで書いた気がしますけど、このルコアさんというキャラの演技・声がめっちゃ好みなんですよね。この悩ましげ?な、アンニュイな感じが…声の減衰する部分が… でこの声がボサノヴァ調の落ち着いた楽曲に超フィットしているんですよ。んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









轟雷(CV:佳穂成美)、スティレット(CV:綾瀬有)、バーゼラルド(CV:長江里加) / あおげば愛しいフルフルDAYS

アルバム『フレームアームズ・ガール ミュージック・アルバム ~轟雷、スティレット、バーゼラルド~』ダイジェスト試聴 - YouTube
 2017年の春アニメ「フレームアームズ・ガール」最終回の挿入歌。アニメの音楽をMONACAが担当しており、この曲の作編曲は高橋邦幸の手によるもの。アニメが非常によい出来で、このまま一年くらい続けてくれ〜と何度も願ったものの、最終回でこんないい曲をしかもライブ形式で見せられてはこちらも黙って見送らねば失礼というもの。有終の美を飾るにふさわしい名曲。









わか・ふうり・ゆな from STAR☆ANIS & るか・もな・みき from AIKATSU☆STARS! / ドラマチックガール
みほ from AIKATSU☆STARS! / おねがいメリー
りさ/みほ from AIKATSU☆STARS! / Bon Bon Voyage!


 アイカツ楽曲ですね。「ドラマチックガール」はスマホゲーのフォトカツの楽曲(作編曲;田中秀和)で、こっちはこっちでいっぱい曲出してるんですよね。いつかまとめて聴く!
 「おねがいメリー」はスターズ54話で完璧なアイドル姿を見せつけた花園きららちゃんの持ち歌です。これは曲もいいんですけどライブでのパフォーマンスも最高なのでぜひアニメを観てください。
 で、最後はスターズの現EDテーマ「Bon Bon Voyage!」(作編曲:石浜翔)。LONEを彷彿とさせるようなエレクトロニックで瑞々しいサウンドが特徴の曲ですが、この曲もライブが良くてですね。。 何と言ってもパーフェクトアイドル・エルザさまの満点の笑顔が最高ですね。今までクールなキャラで通っていたのでそのギャップも相まって、死…… いや、ただのEDで終わらせずに作中でちゃんとライブやってくれてよかったです。いやほんとスターズ好き。。









水月陵 / 果実

 Keyの新作?「Harmonia」の日本語版が出たときにそういえばそんなメーカーもあったな…と思いを巡らせていたんですけど、個人的にはKeyって物語も印象的ですがそれと同じくらい音楽もよかったよな、と思っていまして。特にRewriteのこの曲があまりに機能的な感じがして記憶に残ってたんですよね。これが調べてみたら折戸伸治でも戸越まごめでも麻枝准でもない方の手によるものだったんですよ……ということメモです。あとゲームのEDテーマ「闇の彼方へ」も大好きです。









トラぶる花札道中記のBGM(名称不明)
 最後に… 「Fate/hollow ataraxia」収録のミニゲーム内でのBGMをメモとして挙げておきます。かな〜り好みだったんですけど、どうもサントラには収録されてないようなんですよね。噂によるとイベント限定で頒布されたようなんですが。正直、もう10年以上前のことなので、今後存在に触れられることはないのかもしれないですが、一縷の望みをかけて。。 いつかどこかで配信でもしてくれればな、と思っています。









 6月の後半からまた好きなアーティストの新作が出てきているので次回はアニソン以外ももうちょい増えると思います。まあアニメもちょうど切り替わる時期なんですけど。暑さに気を付けて過ごしていきましょう。