【新番組『にじさんじのB級バラエティ(仮)』12/22より放送開始!】
— にじさんじ公式🌈🕒 (@nijisanji_app) December 21, 2020
にじさんじの新番組!隔週レギュラー “深夜番組” 放送決定!
初回【12/22(火) 24:00〜】にじさんじ公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開!
詳細▽https://t.co/4OduRdd1E1
初回待機場所▽https://t.co/DMCDNsQoT7#にじバラ仮 pic.twitter.com/PPzqltZr7y
動画のリスト?:
すごい今更なリアクションになりますが。実は半年くらい前から紹介記事を書こうと思ってました。最近は時間あるのでこういうなんでもないような記事も上げていこうかと思う。
にじバラ……正式名称『にじさんじのB級バラエティ(仮)』。カッコカリとか付いてますがにじさんじ公式のレギュラー番組です。テーマは「低予算」「B級」「深夜番組」。
継続して観てる映像コンテンツ、もはやガリベンガーとレバガチャダイパンくらいなんだけど こうして並べるとV文化のきれいなとこだけ摂取してるような感じだ
— にんず (@ninz51) November 27, 2020
自分は特ににじさんじ推しという訳ではないのですが、去年から『ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン』という、これまた公式のバラエティ番組にハマりまして。その流れでこの「にじバラ」も視聴したという感じです。
・にじバラの良さ
めちゃくちゃ面白い作品を鑑賞した時に、ついつい人にめちゃくちゃ面白かったですよ!って言ってしまうんだけど、これは作品のハードルを上げてしまって「面白かったけど言うほどか?」って思いをさせてしまうかも知れないので控えたいですね。
— しーとん (@seton8852) March 1, 2016
個人的に思うにじバラの良さはB級なところ……というか、「いい意味でゆるい」ところです。
これはね、も~完全にオタク兼おじいちゃんの感想になっちゃうんですけど、作品やらコンテンツに触れる際のハードルみたいなものってあるじゃないですか。それって実際にそれらに触れるまでの工程(例えば物理媒体の入手だとか、なんらかのサービスへの会員登録だとか、ライブだったらチケットの購入~現地への移動など)みたいに具体的なものもありますが、人によっては「精神的なハードル」もあると思うんですよね。
特にオタクという人種はその「精神的なハードル」が高くなりがちだと思っています。なぜならオタクは格付けが好きだから…。作品の格みたいなものを勝手に上げて、(これはもっとコンディションが良いときに…)(次の連休に…)と作品に触れるのを先延ばしにするんですよ。思い出してください、ゲームや本、アニメなど、あなたが積んでいるコンテンツを…!(全部ブーメラン)(早くヴァイオレット・エヴァーガーデンを観ろ)
そこでにじバラです。公式で「B級」と銘打ってるように、格がね、低いんですよ。「格が低い」って暴言じゃないか、いやまあ話の流れでそういう表現になってるんですけど。とにかく身近で、卑近なんですよ。高尚さがない。。
にじさんじのB級バラエティ、映像のしょぼさが(逆に?)視聴者の目をVのキャラクター性にフォーカスさせてるような そう、おれらはすごい映像が見たいんじゃなくてただVのリアクションが見たいだけなんだ…ということを再確認させてくれる…
— にんず (@ninz51) June 29, 2021
さらに言うと、番組制作サイドによる空気というか、ちょっとした同調圧力的なものが非常に薄いんですよ。これは正直通じるかわからないし自分があんまりテレビを見ない人なので適切な例を挙げられるかわからないんですけど、例えば「め〇ましテレビ」とかすごいじゃないですか。(みなさんこういうのお好きですよね?)みたいな、いきすぎた配慮というか、あるいは(とにかくいい感じに話をまとめよう)というような見えないプレッシャーとか。
www.ele-king.net インタビューの終盤にちょびっとそういう概念が出てきます。これも適切な例という訳ではないのですが、単純におもしろい記事なので紹介として貼っておく。
そういうようなものがにじバラってすごく希薄なんです。もっと単純に言おうかな。にじバラではライバーのリラックスした、ほとんど素のような姿が見れるんですよ。結局のところ、ぼくらが見たいのってそれじゃないですか? ライバーが、Vが、「なんのプレッシャーもなく」自然になにかを楽しんでいるところが見たいのでは?
自然さの犠牲(?)になっている部分もあります。VTRやその他もろもろのクオリティとか。でもぶっちゃけ! 視聴者の見たいものってキャストのキャラクター性の発露、つまりVのリアクションとその化学反応なわけで。そこが毀損されなければ、歪まされてなければなにも問題はないんですよ!
・ちょい悪いところ
人の話聞かない人嫌いだからちょいBバラストレス感じることある
— にんず (@ninz51) November 14, 2021
書くか迷ったけど書いておきます。あまりに「空気」や「圧」のようなものが薄いせいか、キャストが暴走することがあります。VTRの内容そっちのけで別な話をしたり。それも「リアクションの化学反応」ではあるっちゃあるし、実際おもしろい要素ではあるんですが、人によっては不快の方が勝るかもしれません。というか自分が実際にそう。
自分は「コミュニケーションがうまくいかないこと」が非常にストレスになるタイプの人なんですが、自分にとっては「VTRの視聴」も「VTRの作り手(にじバラならスタッフ)」と「視聴者」の間のコミュニケーションなんですね。だからVTRを無視する行為がスタッフの話を無視しているかのように感じられてうーん……ってなっちゃう。
VTuber『にじさんじ』が“ふざけた態度”で炎上も… 取材先は大人の対応 - まいじつエンタ
【昨日放送の #にじバラ仮 第20回に関して】
— にじさんじ公式🌈🕒 (@nijisanji_app) October 27, 2021
「にじさんじのB級バラエティ(仮)」第20回において一部不適切な内容をお届けした件に関して謝罪いたします。
この度は大変申し訳ございませんでした。 pic.twitter.com/P6uZZq1q0v
このネガティブな要素を取り上げた理由として、今「にじバラ」とか関連ワードで検索すると↑このような話題がヒットする現状があるからです。どうせ目に付くならここできっちり触れておいた方がいいかなと思いました。先に書いた「キャストの暴走」がいきすぎた、というシンプルな経緯です。(そもそも上に貼った自分のツイがその問題となった回のリアクションでした)
今後は改善されるかもしれません。がこれもいきすぎるとにじバラの味を損なうおそれがあるので、そこらへんの塩梅が難しいかも?とか。
にじバラが一番フィットする人間になってしまった
— にんず (@ninz51) June 1, 2021
ということでまとめ。ネガティブな話題の直後ではありますが、にじバラ、おすすめです。基本的にはほとんどの時間楽しい気持ちの方が勝ってるし、それにとにかく気軽に見れる。気軽すぎてこれに慣れると他の番組見るのが億劫になっちゃうかも? あと無駄に情報量が多い(キャストみんな好きなタイミングで話すので)ことも人によっては刺さるかもしれません。常に有象無象の情報に触れているツイッターマンには特にフィットするような。
そして引き続きレバガチャダイパンもおすすめ。こちらは制作会社ががっつり関わってるらしいし、これまでに述べてきた「空気」のようなものも普通にあるのですが、それ以上に「みんなでゲームで遊ぶ」っていう行為が強すぎます。楽しくないわけないじゃん。リズム天国回(#38)は笑い死ぬかと思った(マジで今年一番笑った)。
以下にじバラのどうでもいいこと。
・オープニングの曲の低音がエグくてびっくりする。
・謎のお姉さんこと竜胆尊のナレーションがめちゃ好きだったんだなおれは…(失ってから気づく)
・アンコウ料理(#13)がマジでうまそうだった。