最近観た映画の感想
「最近」と謳いつつ今年観た映画をほぼ挙げている。
ほとんどツイートのまとめです。
今さらですけどツイート連続で貼ると見づらいのと、あと普通にツイ埋め込む作業がめんどくさいので連ツイの場合、最初のツイのみ埋め込んで残りは枠で囲むだけにします。また当時RTした他人のツイも貼ってます。
以下、時系列順。
- 『花束みたいな恋をした』
- 『漁港の肉子ちゃん』
- 『竜とそばかすの姫』
- 『サイダーのように言葉が湧き上がる』
- 『岬のマヨイガ』
- 『ドライブ・マイ・カー』
- 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
- 『最後の決闘裁判』
- 『アイの歌声を聴かせて』
『花束みたいな恋をした』
花束みたいな恋をした 観ました おもしろかった~
— にんず (@ninz51) February 14, 2021
最後、お互いに後ろ向きで手を振るところで死にました
これはベタなんだけど、終わっても何かが残ったね的なやつで普通にじーんときた
これどうなんだろう、シンプルに労働は悪!とか言っていいやつなのかな でも実際、人間性を犠牲にしないと続かないタイプの労働がいまだに大量にあることには、人類……みたいな気持ちにはなる
普遍的な、すれ違いの話だった そのすれ違いの原因に現代社会(特に労働)が据えられて、なおさら社会~!という感じだった
サブカル的な小道具に溢れていて 実際それでめちゃくちゃ現実感があった いろいろ、というかもうめちゃくちゃあるんだけど、個人的にはくるりのファンデリア(名作!)のアナログと長岡のフェニックス花火が刺さった ぬああ~
どうでもいいけど自分は絹タイプ(ツイ見てればわかるな?) 楽な仕事に就けるかどうかも分岐点になるような気がする というか仕事とそれなりにいい距離を取れないと趣味の追求はできないよね
てか自分も学生時代、ちょうど月5万送ってもらってたよ 場所は東京じゃなかったけど
最近TLで見かけてたあれやこれや、ほとんどこの映画のネタだったね パズドラのやついいシーンだったし…
当時はマジでこの作品の感想でネットが溢れかえっていました。たぶんRTせずにいいねで済ませたものが多い。
『漁港の肉子ちゃん』
漁港の肉子ちゃん、めちゃ良かった…
— にんず (@ninz51) July 5, 2021
描写のメインは主人公親子の家族関係だけど、作品全体のテーマはたぶん親子だけに限ったものじゃない…病院でサッサンが言ってたことなんだろうな
懐が広いことは広いんだけど、それを強調する感じはなくて、どちらかというと自然体な雰囲気がある 泰然とした感じ これがさんまプロデュースというのはなるほどな~?という感じ
色んな人がいて、その色んな人がただ生きてるということをちゃんと描写してる感じがあって(これがサッサンの言ってたことだけど) なんかすごく良かった マリアちゃんとか二宮とか、主人公以外もしっかり描いてたから
めちゃ良い背景と、それにめちゃ馴染むキャラ作画(輪郭線!)がすごかった 海獣の子供のスタッフと聞いてあ~たしかにこんな絵だったなと
動物の鳴き声なんだこれおもしろいな~と思ってたら最後に衝撃 これがあったから主人公もちゃんと「色んな人」なんだなとよりしみじみするという…
ぶっちゃけかなりの「奇行」で(観てない人には伝わりませんね)、これを特大の仕掛けとして使うのはかなり思い切ったなと個人的には思うのだけど、作品にすごく深みをもたらしている。主人公(キクコ)の「脱主人公化」とでも言おうか、キクコも周囲に負けず劣らず「変」でさ……この仕掛けがあることによってキクコが「主人公」という特権的な立場から「物語の登場人物の一人」になった気がするんです。そしてそのことが作品と自分のいる現実世界を直接繋げたような……そんな気がする。あんま伝わらないような気もするのでこれ以上は実際に見てみてください。
『竜とそばかすの姫』
言っていい? 竜とそばかすの姫、微妙~~~~~~~~~~~
— にんず (@ninz51) July 16, 2021
画面も音楽も演技も最高 脚本だけが…
つまりいつもの細田守か
前半までは良かったけど中盤から話が謎の展開を 常になんだこの状況!?という感じで 不安定なままどんどん話が進んでいく感じはたしかにリリィ・シュシュ~リップヴァンウィンクルの岩井俊二作品に通じる気がする(それはぶっちゃけファミリー向けの要素ではないと思うけど)
これが狙ってやってるのか自然になったのかわからんからぬぬぬ~~~!となる
中村佳穂はカンペキだった 映画がちょっと中村佳穂に引っ張られたのでは?と思わないこともないくらい キャラの自然体な感じと歌唱力の高さを両立していて、素直にすげえ…と感動した
仮想空間の表現はめちゃ良いので、劇場で観た方がいい作品ではある スクリーンと音楽がデカいとマジで作品世界に居るような気になる 臨場感! というか普通に極上のVRライブ感あった
仮想空間上ではみんなアバターを使う関係でかわいいキャラデザがいっぱい見れたのが俺得だった まあ一番かわいかったのはウミウシみたいな竜の側近AIなんですけど…
序盤は背景美術の良さがカンストしてたけど、話がよくわかんなくなってからは…
中盤以降、突っ込める(観てる間は突っ込まないけど)ポイントが多すぎて話にノレなかった 他の人はわからないけど、自分の場合感動より先に納得がある 展開に納得できないと感情を動かせない
ここ必要かな? 逆にここは足りなくない!? みたいなのが多くて そんな手掛かりだけで現場にたどり着けるのかよ!→着いてる…とか 48時間!?もう死んでるかも…→生きてるしなんか自分で脱出してきた… とか
竜とそばかすの姫、「別に話なんて面白けりゃいいんだからリアリティとか要らねえ!」派の自分ですら気になるほど最低限のリアリティがちゃんとしたエンタメのために明後日の方向に飛んでいってるので気になる人は気になると思う(ネット描写じゃなくてリアルで取るべき最低限の行動をしてない時がある)
— ジスロマック (@yomooog) July 16, 2021
新海誠作品の倫理観>>>(フィクションとして何とか我慢できる壁)>>>細田守作品の倫理観
— fukasawa takuya (@fukasawa_takuya) July 16, 2021
脚本家を入れない理由、「作家・細田守」を担保するためだと勝手に思ってるんですが、折衷案としてどうにかバランス取る方法はないもんですかね。プロデューサーがすごく頑張る、とかではなく…。今回は過去作よりそういう気配りが見受けられたので、もしかしたら既に策を講じている可能性もありますが
— さめぱ (@samepacola) July 16, 2021
竜とそばかすの姫、画面が「日本沈没2020」っぽくなる瞬間が何度もあったの面白かったですね。あと駅のあの長回しカットが妙に湯浅政明に近接してたの爆笑した。
— あした (@karasumanime) July 16, 2021
湯浅政明感めちゃわかる それはそれとして全体からは浮いてたと思うけど
— にんず (@ninz51) July 16, 2021
竜とそばかすの姫の終盤がなんぼなんでも映画の面白さのために展開がRTAになりすぎてる、それはそう(でも割かし映画とはそういう物では?みたいな気もする)
— ジスロマック (@yomooog) July 16, 2021
『サイダーのように言葉が湧き上がる』
つべに公式で本編冒頭から20分くらいまでの動画が上がっています。ここには貼りませんが…。
サイダーのように言葉が湧き上がる、めちゃ良かった…… これは一本取られた
— にんず (@ninz51) July 26, 2021
序盤のマイルドな反社会的行為描写と、作品全体のこぢんまりとしたスケール感(SF的な、いまだ見たことのないものとか驚きといったものがほぼない)からクライマックスまではこんなものか……といった感想だったけど、クライマックスで見事にひっくり返された
クライマックスも想像をめちゃ超えるものではなかったんだけど、あれでこれだけ食らったのはそれまでの積み重ねがめちゃくちゃ丁寧だったんだな 感情曲線だっけ?(天気の子で話題になったやつ)たぶんあんな感じで丁寧に構成されてると思う
サイダー、クライマックスの綺麗すぎる盛り上がりは個人的に夜明け告げるルーのうたを思い出しました
いやクライマックス以外も良かったけどね! スマイルの、幼少期の初めて出っ歯を気にしたシーンと、「~ぼくはすき」の俳句ツイをふぁぼるかどうしようかしてるシーンは特にお気に入り(演出好きすぎて泣いた)
これはまた超個人的な感想なんだけど、サイダーのように言葉が湧き上がる、アオリとフカンのカット(特に顔)が上手いとそれだけで超強い必殺技になるんだな……と実感した作品でした
スマホに反射したスマイルのアオリの絵と、反射なんてギミックは無く、普通に俯いているチェリーの絵、心に焼きついてしまった…
ここおんせんさんみが強い pic.twitter.com/E0BEgsqZ6p
— 木村(0-62-35) (@gomapool) December 9, 2017
ちょっと探してきました こういう魔的な魅力のあるカットがかなりあるんですよ(サイダーのように言葉が湧き上がる) 一度見たら忘れられないレベルのが
牛尾憲輔の音楽も最高 それでも序盤の倫理的な危うさは中和できてたかわからんけども… 中盤までリアリティレベルがよくわからなくて困惑していた
イシグロキョウヘイって名前気にしたことなかったけど、もしや演出と画だけでお釣りがくる感じの作品ばかりなのでは…
キャラデザ&総作画監督がアイカツスターズのキャラデザをやっていた愛敬由紀子で、個人的にその名前を初めて認知した作品となりました。やっぱこのキャラデザ好きだ…。
上でも触れているけどけっこう作画アニメだったのでは。上では触れてないですが色彩設計もすごいですね。
先ほど「魔的な魅力のあるカット」の例として挙げたアポクリ22話の良すぎる顔面に関連して。
伍柏諭、知らないワード…と思ったらさっきのアキレウスの顔が出てきた回の作画監督!? というか6部映画後半のランスロット対アグラヴェインをほぼ一人で担当!!!!?
— にんず (@ninz51) July 26, 2021
92年生まれ 英語日本語も堪能 天才か
雑誌で特集が組まれたりもしたらしい。
『岬のマヨイガ』
岬のマヨイガ、観てきました。夏休みスローライフ(疑似)家族映画でした。なんかめっちゃ楽しめてしまった。
— にんず (@ninz51) August 27, 2021
話のテンポがとてもゆっくりで ゆっくりで丁寧な生活がキャラクターたちの心の傷を癒していく…んだけど、観てる側もだんだんとその独特な“間”に引き込まれてのほほんとしてくる。最初は冗長だなと感じたけども!
あとこれはちょっと伝わりにくいかもしれないんだけど、話的に、ではなくて、画面的に暗いシーンが比較的多くて、そこにガチの田舎感を感じてとても良かった。街の灯りが届かない田舎って、明るい時間帯と同じくらい暗い時間帯があるんだよね。だからリアルを追求すると暗い画がけっこう出てくることに
なる。もちろん映像的には、視覚的には地味になっちゃうんだけど、それでも暗いシーンをちゃんと描いてるところに誠実さを感じた。まあこの感慨は田舎で暮らしたことがないと伝わらないかもしれないけど…
明るい時間は労働があるので、田舎での日常的な家族団欒の時間……憩い・癒やしの時間ってだいたい暗い時間帯になるんですよ。そのことがしっかりと描かれてて、すごいと思いました(語彙)。おふざけの言い争いにひよりが仲裁に入る、初めてしっかりと「家族」を感じられた象徴的なシーンが
あるんだけど、そのある意味前半のクライマックスとも言えるシーンを夜中の縁側という暗い画面で展開したことに、なんというか「本気」を感じました。幸せの絶頂みたいなシーンをこんな暗い画面で!?って、観たらみんな驚くと思う。でもそういうところに宿ってるんだよな~と…
改めて考えると後半に出てきたマヨイガLV100おもしろかったな おばあちゃんマヨイガのこと盆栽かなんかだと思ってるでしょ
マジで岩手県知事が演じてたのか
河童集団の内の一人を演じていたようです。
岬のマヨイガ
— 高橋佳史 (@EAGLE_4423) August 27, 2021
田舎(岩手)の元風景を描きながら、心に傷を負った少女たちが妖怪との交流を通して現代社会に復帰していく話。
と、思ってたらまったく違った。
妖怪がたくさん出てきた辺りで、妖怪大戦争になるのか、というイメージも裏切られた。
二転三転して、震災復興アニメだと気付いた。
岬のマヨイガ 観終わり。震災から少しあとの岩手の港町が舞台。冒頭から津波で壊滅した町並み、つまり瓦礫の中を歩く描写があり、ずしりとした重みを感じる。「やさしい世界」を描いたお話だが、その背景には「痛み」が深く刻まれており、そこに吉田玲子脚本「らしさ」を感じずにはいられない。 pic.twitter.com/hC8f56lzVD
— じぇまん (@susan0smith1985) August 27, 2021
君波はそれなりに頑張ってたと思うのでちょっと違いますかね。
— NOG (@NOGjp) August 27, 2021
盛り上げて欲しいシーンでも淡々と描写してあっさり次の場面へ遷移するので感情移入できない感じです>岬のマヨイガ
淡々、とも取れるところで確かに評価は分かれるかも 演出凝ると劇的になっちゃうので、そうしたくなかったんじゃないかな、と思う
岬のマヨイガ見終わった。お話はよかったけど間のとり方駄目すぎじゃないかな…放送事故かと思うくらい止まるところ多かったぞ
— しぇにぃ (@shenie_ch) August 27, 2021
こういう感想が出るのもまあわかる
岬のマヨイガ見てきた
— みかげ (@Mikge_Dormouse) August 27, 2021
数え切れないくらい号泣してしまった……遠野物語ガチ勢感動しました……ストーリーもすごく良かったし絵も綺麗だしかわいいし妖怪や神さま仏さまが変にデフォルメされてなくて本当によかった……あと河童がね!!!ちゃんと赤かったんですよ!!!!!
河童って赤いんや
自分にとってはお盆の帰省の代わりみたいな体験だったな
『ドライブ・マイ・カー』
映画の日ゆえドライブ・マイ・カーを観てきたけど、正直言うとよくわからなかったぜ(楽しむところが)
— にんず (@ninz51) September 1, 2021
ちょっとネットをうろついてみる
いろいろ読んでみたけど特になにかが晴れることはなかった たぶん根本的なところからすれ違っている気が(そういう作品もそれなりにある)
これはしばらくしてからのツイ。
取り返しのつかないこと、取り返しがつかないんだから気にしても意味なくない?というメンタルだから怒りもドライブマイカーも合わなかったんだろうな
— にんず (@ninz51) October 9, 2021
感想、少ないんですけど大切だなと思って残しておきました。結局作品のコアのような部分が自身のそれとマッチしなかったんだろうなあと思っている(こういうことはそれなりにある)。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
シャン・チー観ました 楽しかった…
— にんず (@ninz51) September 11, 2021
バスでのシーンだけでもうお腹いっぱいだった あとビルの足場でのシーンだけでもう満足してた
人類、やはり精神攻撃に弱いなという感想 悪魔側は出てくるところまでは良かったけど、純粋な戦闘技術で敗北したような印象 湖の龍がめちゃ戦闘慣れしてて、ほぼ完封みたいな感じで戦ってたのすごかった 悪魔は物理無効に頼りすぎでしたね
まあ封印されてたからね たぶんいろいろ時代遅れになってたんだろうな
テンリングスに無敵貫通があったのかはわからんけど、最終的には物理ゴリ押しで勝ったのだろうか
シャン・チーも善すぎず悪すぎず、なんというか人間らしいデザインだなと思った お父さんも超越的な感じではなく、わりと俗っぽい感じが 権力欲とかふつうに唆されてるところが
あとエンディングの曲めちゃ良かったね
調べたらAnderson .Paakでした。良き。
素直な感想として、オリジナルの生き物含め村の雰囲気すごくよくてここ住みて~ってなったし、ラスボスこれ倒せなくね?と思ったのでちゃんと主人公が倒してすごい!って思った
『最後の決闘裁判』
最後の決闘裁判見てきた。映画の出来としては良いんだろうけど、個人的には自分の趣味・興味と方向性が合致してるわけでもなく、自分の認識や価値観を揺さぶられるということもなく…みたいな感じだった
— にんず (@ninz51) October 22, 2021
なに言っても蛇足になるけど、自分の場合、あの映画の感想は「ビデオカメラが発明されて良かったね」みたいな感じになる
映画の側が第三幕をTruthと明示してるから、そう言うならそうなんだろうなと思って見るわけだけど 現実では映像証拠などがなければ第一幕や第二幕の内容もその視点の主からすれば真実なわけで そも弱者側だってなんらかのバイアスがかからないわけじゃないし
だから自分の中では、あの映画は「ノンフィクションのドキュメンタリー」以上でも以下でもない、みたいな評価になる そういう出来事が、時代があったんだな、という
当時の常識や価値観といったものが高い解像度で、過剰なデフォルメなく描かれているのが誠実だなとは思った 代わりにエンタメ的な快楽性はすごく薄いけども
あの映画を観て衝撃を受けるには、他人の視点や客観性に対する想像の欠如が必要な気がするけど もしそうならば、衝撃を受ける人が少ない社会の方が成熟してるように思うな
自分があんまりノれなかったから皮肉りたい気持ちが出てきている 止めましょう 終わり
現代的な価値観のアップデートができてない人には刺さるかも。というくらいの温度感(個人の感想です)。
『アイの歌声を聴かせて』
アイの歌声を聴かせて、観てきた おもしろかった……けど、なんというか、すごい剛腕な語り口だった(めちゃ振り回される)
— にんず (@ninz51) November 1, 2021
リアリティラインが破れるギリギリのところまで話の振れ幅を大きくしてる感じで、人によっては普通に振り落とされるのでは(ぶっちゃけ破れてるか微妙~) 自分の場合、自分から話を補完していくスタイルになってギリギリ渡れたみたいな感じ
正直かなり???なところある 原作読めば解決するかな
脚本がギアスの人と知って(あのノリか!)ってなってる
『アイの歌声を聴かせて』観た。物語はどうしたって作為的なものである、という前提のもと、場面をコントロールするカメラ、音楽、人物配置、流れそのものを形作る、文字通りの「舞台装置」AI詩音を中心に、強引なまでのハッピーエンドへの道筋が整えられていく、痛快なメタフィクション活劇。
— ぽんず (@ponzu_citron) October 30, 2021
詩音のキャラクター性がまさにギリギリで、あれは高橋諒渾身のミュージカル楽曲と土屋太鳳の伸びやかな歌唱力と吉浦康裕の撮影やカッティングセンスによって暴力的なまでの映像快楽を発揮するミュージカルシーンがあって始めて成立するもので、あそこの説得力がなければ全てが崩壊していたまである。
— ぽんず (@ponzu_citron) October 30, 2021
価値観は良くも悪くも素朴だし、歌唱シーンのパワーはディズニーミュージカルにもマジで引けを取ってなかったと思うので、むしろキッズプログラムとして広告を打った方が良かったんじゃないか。
— ぽんず (@ponzu_citron) October 30, 2021
謎が明かされてみれば確かに舞台装置だった 夏休みに観たかったね
詩音の誕生にはお母さんの開発とトウマの改造どっちがより寄与したの?
トウマは音声機能付けただけかと思ったけどそれだけじゃお母さんあんなに驚かないよな みたいな、そういう微妙な引っかかりがけっこうあって、個人的に盛り上がるところで盛り上がれなかった……ところがかなりある
終盤の、ビル内の機械をハッキングした?のもよくわかってない ハッキングしたらそのままネットワークに逃げられるのでは?と思ったけどワンチャンビル内でネットワーク閉じてたらな…と思ったけど改めて思い返すと普通にビル外の機械も動かしてたからな…
詩音の目的がサトミを幸せにすることだったから、サトミを幸せにする前に逃げるわけにはいかなかった…ということか
ため息
いや乗れてなかったわ、リアルタイムでは 普通に自分のリアリティライン割ってました
意欲作判定
状況ヤバくて家飛び出すのも行くアテなくて結局また家に戻るのもいいけど、メンブレのお母さんがいるのを知りつつ堂々と詩音の話をしだすのはわからん(最初流れ的にトウマの家かな?と思ったよ)
時間の余裕はないし最速でお母さんを奮起させるにはあれしかないようにも思えるけどそれはもうRTA走者の発想なんだよな
福原遥……の演技が良かったのか、単純に声が好みなのかは微妙なところ とにもかくにもサトミ役はめちゃ良かった
雨の屋上で歌った曲が一番好み
『アイの歌声を聴かせて』この作品のAI描写って、他のSFでありがちな「あるはずのない感情が芽生えた」切り口では全然なくて、寧ろ終始開発者に定められた命令に従っているのみで全く人間的ではないのに、演出は「ずっと見守ってくれていた」みたいな愛情と混同した演出なのは腑に落ちなかった。
— ワタリドリ(wataridley) (@wataridley) October 31, 2021
『アイの歌声を聴かせて』のシオンに感情を見出だしてるのはあくまで人間って部分が中々肝だと思っている。シオンは最初にくだされた命令を愚直に守り抜いているだけ。そこに「健気」とか思うのは、事象に対する人間の感傷に過ぎないって感じに割とドライに観ることが出来るのよね
— 平野レミゼラブル@氷室14巻特装版7月20日発売!マテ下巻執筆 (@28kawashima) November 1, 2021
『アイの歌声を聴かせて』、既に複数同様の指摘がでてるみたいだけど、AIものとしては、終始一貫して与えられた命令にひたすら忠実に邁進する形を崩さず、"AIが主体的に葛藤する"みたいなのはほぼ皆無でひたすら周囲がその姿に「人間性」を見出し仲間意識を抱く話なの、かえってすこし、面白かった。
— 相楽 (@sagara1) November 1, 2021
『アイの歌声を聴かせて』の冒頭で田植えしている人型ロボットが出てくるところとか「AIが発達している世界だからってそうはならねえだろ!」って感じもゼロワンみがあった。
— Light Delight (@tori_555) November 1, 2021
自分のテンションの落ち込み具合に笑う。序盤の、話の牽引力すごかった。良くも悪くも強引な映画だったと思う。
その他に観たものは『フリー・ガイ』『映画大好きポンポさん』『孤狼の血(2018年)』『ガールズ&パンツァー 最終章 第三話』『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』『燃ゆる女の肖像』など。特におもしろい(自分の)感想はなかったと思うので名前を挙げるだけです。
https://t.co/8kpOWpTqAy ツイの検索で自分の過去のツイは(当然)ヒットするんだけど、自分のしたRTはヒットしなくて悩んでたんだけどこれで解決した
— にんず (@ninz51) November 6, 2021
スペシャルサンクス枠。今回の記事を作るにあたって超利用しました。
コロナの影響もあってあまり劇場に行かなかった年でした(なぜか総括のムードになっている)。節約のためには家で過去作品を観てたほうがいいんだよな~~と思いつつも、ネットで話題になっているとつい観に行ってしまいます。ということで明日はエターナルズを観てきます。