「俺の00年代洋楽アルバムベスト100」残骸編

 前回、前々回の記事をアップする際に削った部分をまとめた記事です。

 

 

 基本、順位付けした作品への個人的な評価コメントです。おもしろいかどうかわからん…上に途中までしか書いてませんが、興味があれば。

 

 コメントの中で評価基準について触れるところが多々あります。一応今回のランキングの評価基準をもっかい貼っておきます。

 

・新しさ/ユニークさ

・芸術性

・完成度

(ボーナス点:歴史的重要性)

 

 ということで、以下、注意書きみたいな部分も含めて、削った部分をそのままペーストしてあります。どうぞ。

 

 

 

 

 

(以下、この記事全体に言えることですが、すべて「個人的な価値判断」の話なので、合わない人はとことん合わないかもしれないので、なんというかお気を付けください。。)

 

 代わりと言ってはなんですが、作品をその順位に据える際に考えたことをメモとして残しておこうと思います。それもかなり赤裸々に……個人的な、ネガティブな評価も敢えて書き残そうと思います。

 

 (飛ばしてもいいよ)というのも、一作一作順位を決める行為がものすごく大変であり、またその際には作品のネガティブな評価もポジティブな評価と同等に重要だからです。ちょっと想像してみてほしいのですが、ベスト10確定!とかのずば抜けた作品ならともかく、そうでないほとんどの作品の場合は、具体的に「これは○○位!」とすぐに順位が決まることはありません。「この作品よりは上だけどあの作品よりは下だなあ…」みたいな感じで、相対的な位置関係がふわ~っと浮かんでくるくらいです。そのような評価を全部の作品に対して行っていって……いやこれがマジで大変なんですよ。もっと若いころはこういうことを楽しんでたと思うんだけど、今はもう普通にキツイですね。いかに自分の評価基準をしっかり持つかという戦いなんで…(おわり)

 

 

 

1 . Radiohead / Kid A 2000

2 . D’Angelo / Voodoo 2000

 

 これね、『Voodoo』と『Kid A』どっちを高く評価するか、みんな迷うと思うんですが…。ある意味00年代ベストアルバム企画のクライマックスですよね。

 これはもう、個人の「思想」によると思うんですよね。個人的な評価をぶっちゃけて書くと、一曲一曲の強度は『Voodoo』がぶっちぎり。「The Root」や「One Mo'Gin」一曲で雑なアルバムなら吹っ飛ばせるくらい。で、アルバム単位で見たときにマジックが起こってるのが『Kid A』……アルバム後半は異なる音楽性の楽曲をDJミックスみたいに見事に繋いでいるので。とはいえ一曲一曲の集積がアルバムなんだから『Voodoo』がアルバムとして悪いわけもない(というか普通に曲順練られてるし終曲「Africa」の最後にはちょっとした演出もある)。

 ……という感じで、ぶっちゃけ、ぶっちゃけ『Voodoo』の方が上だと感じている……もう人類史に残るレベルですごいと思っている……んですが、それでも『Kid A』を上に置くのは、それはもう、個人的な思想があるからです。思想というか……有り体に言えば、「新しさ/ユニークさをどれくらい重視するか」ですね。自分は新しさが物事を拡げていくと信じているので『Kid A』が1位なんですよ。もちろん『Voodoo』にも新しさはあります(レイドバックを極限まで強調するアレンジと演奏など)が、その指標で見るなら『Kid A』の方がいくぶん…いやかなり上なんですよね。

 自分はさまざまな音楽性を混ぜ合わせて新たな、今までにない音楽を作った『Kid A』を高く評価しています。ので『Kid A』を1位としました。ここまで書いておいてあれですが、数十年後にも聴き続けているだろうと思う作品は『Voodoo』の方です。なぜなら『Voodoo』の音楽はプリミティブな快感に根差しているので…

 

 

 

3 . Keith Fullerton Whitman / Playthroughs 2002

 アンビエント/ドローンの作品で、この音楽が当時新しかったかどうかは正直自分には判断つかないんですが、とにかく芸術性と完成度が振り切れていると思います。そしてなにより音色が美しい。超一級の芸術作品で、自分がアメリカの偉い人だったら国宝に指定しますね。アメリカに国宝という概念があるか知らないですけど… 聴くなら良い音質で、それなりの環境で聴いてください。

 

 


4 . Vampire Weekend / Vampire Weekend 2008

 元の曲がめちゃ良い……のは前提として、軽やかな音色のチョイスと楽し気な演奏ががっちりとハマった、ユニークでキラキラした作品。パンク的な勢いもある(楽曲がくどくないのも重要)。なにより衒いがないじゃん。楽しいフィーリングがダイレクトに伝わってくるんだなあ。。個人的にはバンドの最高傑作なんだけど、今後これ以上のものは作れないかも、なんて思っていもいる。なにか、一度失われたら二度と取り戻せないようなものが本作には詰まっているように思う。

 

 


5 . The Strokes / Is This It 2001

 録音・ミックスの謎さはさておき、楽曲のミニマルな洗練具合が飛び抜けている。シンプルさと反比例して高まる快感、引き算の美学…… バンドで音を合わせる行為、その快感のコアが完璧にパッケージされている。

 

 

 

6 . Boards of Canada / Geogaddi 2002

 似たようなサウンド、というか音色はそれなりに耳にするんだけど、似たような楽曲やムードは、やはりいまだに見当たらない。「The Devil Is In The Details」や「Dawn Chorus」のような曲を他に誰が作れるんだっていう。BOCの作品はもはやオーパーツと化してきている感もある(気のせい?)けど、真面目に研究する価値はまだまだあると思う。

 

 


7 . Stars of the Lid / The Tired Sounds Of Stars Of The Lid 2001

 これもアンビエント/ドローンの作品。持続的な音の動きが本当に美しい。「退屈さ」にフォーカスした楽曲のムードも非常にユニーク。『Playthroughs』よりも下に置いているのはアルバムとして少し散漫に感じられるから。でもこれがまた微妙なところで、CD2枚に渡って繰り広げられる茫漠とした音世界はそれこそタイトルにある「The Tired Sounds」なんだよね。だからこれはこれで作品としてかっちりハマっている……んだけど、自分のセンスは『Playthroughs』をやや高く見ました。

 曲単位で見ると各ディスクのオープナーである「Requiem For Dying Mothers」と「Mullholland」が白眉で、歴史に残るレベル。この二曲のような、ある程度かっちり作曲された曲が好みならThe Dead Texanもぜひ。

 

 


8 . Animal Collective / Sung Tongs 2004

 けっこう人によって評価が分かれそうな作品。一番高く評価しているメディアはおそらくTMTで、00年代のリストの#2につけている。

 エクスペリメンタルなサウンドもすごいけど、自分が一番評価しているのは自由すぎるソングライティングで、どうやったら「Kids On Holiday」や「Mouth Wooed Her」のような曲が作れるのか想像がつかない。そして、意味不明なりにグルーヴも、歌心もあるという…。

 なんか型破りって感じじゃないんですよね、型を意識していない自然さがあって……Dirty ProjectorsBjorkのような「アート」感がないというか。フィーリングなんですけど、そういうところがすごいと思ってます。

 

 


9 . Sufjan Stevens / Illinois 2005

 順当に進化してきたソングライティングとアレンジが神。これは作品の評価とは別な、個人的な感慨なのですが、この「順当に進化して」というところがね、すごいと思う。何度も聴いた作品だけど、最終的には「Jacksonville」が一番好きな曲かもしれない。

 

 


10 . Beck / Sea Change 2002

 太陽がオレンジに滲む黄昏時をそのまま音楽にしたかのような作品。レイドバックした感傷的なムードがすばらしい。Nigel GodrichとDavid Campbellによる細かな音の作り込みは『Yankee Hotel Foxtrot』におけるオルークの仕事に匹敵する。感傷100%で進歩的なところが少ないかもしれないけど、それぞれの楽曲の質の高さとアルバムとしてのまとまりは随一。

 

 


11 . The Books / Thought for Food 2002

 アルバムとしてのまとまりには欠けるかもしれないけど、それ以上の音・曲のセンス・オブ・ワンダーがある作品。ここに至ってはどんな音も等価だし、もっと言えばどんなモノも楽器になる。なにかを叩いたり弾いたりするのって楽しいよね!という音色のプリミティブな快感があるのも強い。

 

 


12 . Dirty Projectors / Bitte Orca 2009

 めちゃ作り込まれているのは分かるんだけど、印象として一番大きいのはやはり「歪さ」で、でもそれゆえにめちゃくちゃ引っかかるという。不定形に込み入ったリズムとリフと、それらを半ば強引に結びつけるやたら朗々としたボーカルと……やっぱ頭一つ抜けてユニークな作品。これだけ難しい、頭でっかちとも取れそうな音楽なのにフィジカルな快感に溢れているところが恐ろしい。

 

 


13 . Grizzly Bear / Veckatimest 2009

14 . Arcade Fire / Funeral 2004

 

 ダープロに続いてピッチっぽいチョイス~~~と思うでしょう? 自分でも思っています。でもやっぱすごいと思うんだよな…。

 ここはめちゃくちゃ悩んだところ。『Funeral』はもう、ベスト10に入るくらいのポテンシャルがあるんですけど、これもまた自分の思想というか「美学」がですね、それを許さなかったというか…。上で挙げた指標で言えば芸術性の枠になると思うんですけど……『Funeral』って直情的じゃないですか。剛速球のストレート(しかもなぜか球自体がめちゃでかい)みたいな。いやまあ直情的といっても葛藤やらなんやらの清濁併せのんだ上でのものという印象なんですけど。

 でもやっぱ、自分は良い意味での「微妙な」表現……一言で言い表せない趣深さ・地味深さのある作品を愛しているんですね。その微妙さが#12以上の作品すべてに宿っているわけではないんですけども。

 アルバムとしてのまとまりや力強さでは『Funeral』が勝っているんですけど、『Veckatimest』はその「微妙さ」にあふれているんですよね。6曲目の「Dory」なんかは特にそういう味があると思っています。

 そういうような考えがあってこのような順位設定になりました。ただ個人的には『Funeral』の尊さもわかっているつもりなので…… 他人が『Funeral』をもっと高く評価していても普通に納得すると思います。

 

 

 

15 . Deerhunter / Cryptograms 2007

 これは自分の推し作品なので高い位置にいるのは当然……なんてことはないです。今回はできるだけそういう「推し」みたいな、感情的な部分は排除するようにしてるので。

 だから、つまり素で、客観的にこのくらいすごい作品なんじゃないかと思っているわけです。実際問題、アルバム前半は00年代でも最高に突き抜けた内容だと思います。後半のスウィートな悪夢みたいな楽曲も良いし…。

 個人的には今作は00年代版『Isn't Anything』みたいな印象です。

Deerhunter [Cryptograms] - ヨーグルトーン

 

 


16 . Fennesz / Endless Summer 2001

 『Playthroughs』と似たようなアプローチの作品で、こちらの方がより素直なエレクトロニカみがある。グリッチだらけのテクスチャーが新鮮だけど、楽曲自体はコードの変化で展開する伝統的(ある意味SSW的。ギターで弾き語れる。)なものが多く、なんというか人肌の温かみがある。

 ちょい上で触れましたが芸術性の指標の中にさらに細かい指標で「微妙さ」があり、それによってこの位置につけています。どういうことかというと、『Playthroughs』や『Tired Sounds~』よりも本作の方がわかりやすいということです。とにかくムードが強い。『Sea Change』に並ぶくらいストレートに感傷的なムードがあって、非常に浸りやすいんです。これは良いことでも悪いことでもなくて、わかりやすいからこそ本作が名盤扱いされている(≒より広く聴かれている)んだと思いますし。ただ、この場では自分はより微妙な魅力のある作品を高く評価します。と念のため。

 

 


17 . William Basinski / The Disintegration Loops I-IV 2003

 でっっっかい作品なので、正直いまだに消化しきれていません。作品としてまとめる気あるのか?と思わなくもない。しかしそれを差し引いても、本作の芸術性の高さや美しさは揺らぎません。コンセプトと実際の内容が100%噛み合ってるんですよね…。

 

 


18 . Sigur Rós / Agaetis Byrjun 2000

 #2「Svefn-g-englar」マジで何度聴いたかわからん。これもでっかい作品ですが、そのでかさは「冗長」というよりは「豊かな広がり」と形容すべきものであるように思う。それでもアルバム中盤はちょいダレるなとは正直思っていて、この位置に。

 

 


19 . Dizzee Rascal / Boy in Da Corner 2003

 ぶっちゃけ好みの音楽ではないのでそんなに聴けていない=ちゃんと評価できているか微妙なのですが、それでも「新しさ/ユニークさ」という指標でずば抜けていると思う(あとボーナスの歴史的重要性も)。PC Musicとかと並べて聴いても違和感ないんですよ! すごい。

 

 


20 . Ricardo Villalobos / Alcachofa 2003

 アルバムとしてのまとまりは微妙(そもそもアルバム単位で評価することが主流ではないジャンルであることは考慮すべき)ですが、これもやっぱり上のDizzee Rascalと同じように、「新しさ/ユニークさ」で飛び抜けていると思います。グルーヴの組み方が、その快感が明らかにネクストレベル。『Voodoo』のねっとりグルーヴと同レベルの快感があります。意味不明な、エクスペリメンタルなところもあるけど、それも含めて名盤であり怪盤だと思います。そしてやっぱり歴史的重要性=その後への影響力も……

 

 


21 . Madvillain / Madvillainy 2004

 個人的には芸術的だけどあまりに奔放すぎて着いていけない感じで、すごいとは思いつつも好き!って感じではないのですが、実際問題、このアルバムが当時から今現在に至るまで一種のスタンダードとして機能していることは否定できないわけで… これも上で挙げた「『Boy in Da Corner』とPC Music」みたいな感じで、「『Madvillainy』と『Some Rap Songs』」なんてふうにもう一直線に繋がるわけですよ。日本でもDOWN NORTH CAMP周辺とか、直接的な影響下にあるアーティストが山ほどいるわけで… 影響力でかすぎ作品ですね。

 

 


22 . The Avalanches / Since I Left You 2000

 芸術性の高さは認めるけれども、ノリや雰囲気に少し画一的なところを感じるのでこの位置に。全体的なテンションの高さも相まって、やや聴き疲れしてしまう。個人的にアルバム通して聴くのがつらい作品です。とはいえ2000年にこの手法でこの完成度はやはりすごいし、芸術性とマスへの訴求力を兼ねそなえているのもすごい。

 

 


23 . Animal Collective / Merriweather Post Pavilion 2009

 サウンドも楽曲も(!)とにかく過剰な、これまた変わった作品。一曲一曲が振り切れていて、その点で統一感があると言える。胸やけしそうなサウンドでアルバムの全体像を把握するのは難しいが充実していることは確かで、また、他に似たような作品が見当たらないことも事実だ。

 

 


24 . Antony and the Johnsons / I Am a Bird Now 2005

 芸術性が振り切れています。作品としてのまとまりやポップさなどは次作の方が勝っているとは思うのですが、今作にはまとまりをブチ破る大きな感情が、エモさが宿っていて、そこを評価したいと思います。逆に言えば次作はエモを楽曲・アレンジに上手く昇華させている、とも言える。どっちも甲乙つけ難いのでどっちも聴きましょう。

 

 


25 . Arctic Monkeys / Whatever People Say I Am, That's What I'm Not 2006

 演奏も楽曲も非常にレベルが高い。他のバンドと比べると音楽の濃密さがネクストレベル(印象では50分くらいあるような気がするけど実際は41分)。新しいかどうかはさておき、これだけハイテンションで濃密なロックは珍しい。勢いだけかと思いきや「Riot Van」や「Mardy Bum」といったレイドバックした楽曲も上手にこなすのだから手に負えない。楽曲やノリになんというかドメスティックなところがあるような気がする(ブルース・カントリー感がない?)のだけど、もしかしたらそこで少し評価が割れているのかもしれない。

 

 


26 . Jóhann Jóhannsson / Virðulegu Forsetar 2004

 『The Disintegration Loops』とヴィラロボスの『Fizheuer Zieheuer』のあいのこといった印象。メロディーとハーモニー、そして各楽器の音色が美しく、またそれゆえに長い反復に浸ることができる。神秘的かつ牧歌的なムードは唯一無二だと思う。

 

 


27 . Spoon / Ga Ga Ga Ga Ga 2007

 優れた楽曲とアルバムの構成はアルバム単位での聴取を強く促す。実験的なプロダクションはサウンドを、ひいては作品をモダンに見せる。ぶっちゃけ00年代最高のロックレコードのひとつで、非常に完成度が高い。なにより「The Underdog」以降の、アルバム終盤の流れが良すぎる。

 

 


28 . Lightning Bolt / Wonderful Rainbow 2003

 ミニマル・ハードコアとでも言うか、暴力的な反復の快感が見事にパッケージされている。めちゃくちゃプリミティブな音楽で、そういう意味では非常に射程距離が広い(宇宙人にもこの快感は伝わるのではないだろうか)。半端な芸術性や微妙さを吹っ飛ばすパワーがある。

 

 


29 . Luomo / Vocalcity 2000

 ダンスミュージックの中でも芸術性が振り切れている作品。作り込みが異常。#1「Market」のビルドアップにおける繊細な音の抜き差しだけで9.0以上の評価は固い。正直に言えば「Market」「Class」の二曲が飛び抜けていて、それ以降は少し見劣りしてしまうのだけど、それでもね…

 

 


30 . TV on the Radio / Return to Cookie Mountain 2006

 音の組み合わせの妙とゴスペルを呑み込んだ懐の広い楽曲に、やたらとヒロイックなムードと、とにかくユニークな作品。やや通しで聴くのがキツイところがある……ぶっちゃけて言えば「Playhouses」や「Wolf Like Me」のような少し力押しっぽい曲で評価が割れるのでは、とか…

 

 


31 . Kanye West / Late Registration 2005

 大衆を巻き込むポップさと芸術性を両立させた、偉大で志の高い作品。Jon Brionを起用して作られた映画音楽的な、豪華で華麗なトラックの機能性の高さがずば抜けている。

 

 


32 . Broken Social Scene / You Forgot It in People 2002

 ジャンル・音の組み合わせが巧みで、完成度も芸術性もすごく高い(実際、本の中でもすごく褒めている)のだけど、それでもこの位置に置いているのは、なんというかアーティストとしての骨のようなものが、バンドや個人からどうしてもにじみ出てきてしまう"匂い"のようなものが希薄だからか。音を選び取る感性はずば抜けているんだけど……既存の評価軸から抜け出せていない(しかしその評価軸上ではトップクラス)というか。いやすごい作品なんですが。

 

 


33 . Jens Lekman / Night Falls Over Kortedala 2007

 衒いもなにもない超陽性のポップス絵巻。特定のジャンルに寄らない、ポップスとしか形容できないような音楽で、改めて眺めるとあまり似た作品が見当たらない。

 

 

 

 

 

 終わりです。なんらかの参考になれば…