お気に入り曲まとめ (2020.5)

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 いつものです。いくぞッ

 

 

 

 

 

Pink Siifu / Ensley (Smile Made Of Gold), Pray Everyday, Skin Made Of Gold, Proud/Pray, On God, Garden Of Truth,  Decisions Ova Jerk Chicken, Peace God
 from『ensley』 曲数が多いアルバムなのでお気に入りも多い…

 ツイッターでPink Siifuという名前のアーティストの『Negro』というアルバムの話題が流れてきて、ぜんぜん知らんアーティストだな…と思いつつ、そのNegroよりも前のアルバムから聴いてみるか……となって聴いたのがこの『ensley』(2018年発表)。これが良い意味で肩の力の抜けた穏やかな作品で、最近よく流しています。

 

 ↑に貼ったアルバム一曲目「ensley (Smile Made Of Gold)」の、「Prototype」やFrank Oceanを思わせるギター使いからもう良い~…という感じ。その後もStanding on the CornerやMIKEを彷彿とさせるローファイでメロウで、ややスケッチ感のある楽曲がつらつらと続いていきます。というか実際にSOTCやMIKEを含む様々なアーティストがこのアルバムに関わっているようで、それらはDiscogsの作品ページやBandcampのページから確認することができます。

 

www.youtube.com

 

 Bandcampのアーティストのページ(ronee sageという名前で登録されているようです)では大量の作品が登録されています。ここではPink Siifu以外にもiiyeという名義が散見されますが、どうやらiiyeとは彼のビートメイカーとしての名義らしいです。てか本当めっちゃ作品ありますね、一部のVaporwaveアーティストを彷彿とさせるくらいに…(音楽性も似てるところがあるんですが)。ぱらぱらと作品を聴いていくと、そのどれもが一定のクオリティを誇っていることがわかり、これは鉱脈……となる。ローファイでドリーミーでミステリアスな音を求めている人ならいくらでも時間をつぶせるよのではないでしょうか。

 

 とりあえず、『ensley』はやや散漫(ゲストがめちゃ多い故か)ながらも穏やかなムードで統一された良作だと思います。レイドバックした雰囲気があり、暗くなってから流すとどんどん沈み込んでいく感覚を覚える。最新作『Negro』はもっとフリーキーで暴力的で、彼のそれまでの作風からすると(そんな聴けてないけど!)異常事態と言っていい感じ(偶然にも、現在アメリカはミネアポリスで起こっている事態ともリンクする、「怒り」を表明した作品らしい)。

 

 彼は他にもAkai Soloとの『Black Sand』やらYUNGMORPHEUSとの『Bag Talk』やら、AhwleeとのデュオB.Cool-Aidやら三人組?のKryptonyteやら、いろんなユニットを組んでいろんな作品をリリースしているようです。いや作品出しすぎ。この多作ぶりと作品のクオリティから、普通にMIKEやEarlと並ぶ才能のような気がします。この調子で作品作ってればすぐにBNM獲得できるのでは?なんて書いてみたり。

 

 

 

 

 

 

 

Medhane『Cold Water』

 まだ消化しきれていないが流れで紹介しておく。Earl SweatshirtやStanding on the Cornerなどとの繋がりの深いラッパー・Medhane。昨年の11月から今年の5月までの約半年の間に3作という、アホみたいに早いペースで作品をリリースしてきていたのだけど、その3作目『Cold Water』がとうとうピッチフォークでBNMを獲得したということで音楽ファンの間で話題になっています。

 

 それまでの音楽性を素直に発展させたという感じで大きな冒険はありませんが、質・量ともに今までで一番高いレベルでまとまっていると思います。チルなビートに身を任せていたらいつの間にかアルバム終盤……という体験を今作でも味わうことに。しかし最終曲がかなりエモいせいか、今までよりもアルバムを聴いたな…という充実感があります。

 

 正直8.0↑はまだしもBNM認定はちょっと盛りすぎかなと思わなくもない(New要素、ある?)ですが、良作であることには変わりありません。うーんずっと聴けるなこれ…。アルバムタイトルとジャケットのイメージはサウンドとも合っていて良い感じ。

 

pitchfork.com

 

djbooth.net

 

 今作のリリースに合わせてか、いくつかの特集記事がアップされているので、興味があれば。ピッチの記事では関連のあるアーティストとして上述のPink Siifuの名が挙げられていてウヘヘヘ…となる。まあKeiyaAやらMaviやらNavy Blueやら、自分がまだ聴けていないアーティストの名前も挙がっているので聴かないとなと思うんですが。というか彼まだ23歳ですって。このシーンちょっと強すぎますね…。Medhaneについてはもう少しゆっくり作品作ってもいいんやでと思うけどまあ大きなお世話ですね。

 

 

 

 

 

 

 

KeiyaA『Forever, Ya Girl』

 ウオー!もう流れで紹介しておこう(完全にこの記事書き始めてから聴いています)。すぐ上で名前の挙げられていたKeiyaAのデビュー・アルバム。楽曲のプロデューサーとしてたびたびdj blackpower(MIKEの別名義)の名が出てきたり、スペシャルサンクスとしてmedhaneの名前が挙げられたりしていることから察せられるように、あのあたりのシーンと繋がるサウンドで、そこに本人のソウルフルな歌唱が乗る。トラックはローファイで、ダウナーで、彩度が低い。モコモコした質感の音が多く、全体的な密室感とも相まってクラウド・ラップなんてタームを思い出す。初期のOFWGKTAが好きな人なら楽しめるだろうし、少し前ならTirzah『Devotion』にハマった人なんかもいけると思う。ムード的に近いものがあるので…(あそこまで(イギリス的な)折衷感のあるサウンドではないですが)。

 

 基本的には本人とdj blackpowerによるプロデュースですが、13曲目「nu world burdens」のみdj cowriiieという謎の人物のプロデュース(調べてもまだあまり情報がない…)。ミックスとマスタリングはBSTFRNDという人が手掛けており、アルバム全体に漂う微妙なアングラ感・ゴーストリーな感覚は彼の仕事によるものなのかもしれない。孤独な夜のお供として長く付き合っていく作品になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

K-LONE / Cocoa, Cape Cira, Bluefin
 from『Cape Cira』

 K-LONEという英国?のプロデューサーによるデビュー・アルバム。RAMZiのような(似非)エキゾチック&バレアリックな感性の滲む、穏やかなダウンテンポマリンバの丸い音色を中心に(電子音による?)鳥のさえずりを散りばめ、柔らかなコードで包み込む。Visible Cloaksのようなデジタルでクリアーな質感もところどころで顔を出す。派手さはありませんが隅々まで神経の行き届いた傑作だと思います。自分は一曲目「Yelli」の、4分あたりのコードが立ち昇ってくるところでこれだよこれぇ…となりました。バレアリック、アンビエントニューエイジ、第四世界……これらのワードに反応する人は要チェックです。美しい作品です。

 

 

 

 

 

 

 

Fiona Apple / Fetch The Bolt Cutters, Ladies

 from『Fetch the Bolt Cutters』

www.youtube.com

 最近出た8年ぶりのアルバム『Fetch the Bolt Cutters』より。ピッチの満点評価情報が先に視界に入り、初回はわりと構えながら聴いてうーん満点はないな…と思ったのだけど、その後もちょくちょく聴いてやはりとても良いアルバムではあるなという感想に落ち着いた。

 

 音楽性は基本、前作を踏襲したものですがやはりアレンジもプロダクションもパフォーマンスも極上で、もうあとは楽曲が個人の好みに刺さるかどうか、という感じ。で個人的には、前作の方が好みの曲が多い。しかし曲も音も今作の方が冒険している印象があり、それゆえに自分がまだ今作を掴み切れてない、という部分もかなりあると思う。ので今後好みの曲が増えていく可能性はある。

 ここで「お気に入り」として挙げている曲も少なめなんだけど、他のどの曲にもいいなと感じています(それがある閾値に達していないだけで)。なのでお気に入り曲の数のわりにはアルバムはかなり気に入っています。

 

 全体としては曲もサウンドもアグレッシブで刺々しい印象。これに比べれば前作は伝統的に聴こえる。ピッチの満点評価について、英語に闊達で、リアルタイムで歌詞の意味を取れる人じゃないと満点は出せないんじゃないかな、と思う。つまり、音・曲だけでは満点は無理じゃないかなーという立場。完全に蛇足ですが、個人的には現時点で8.8という感じです。

 

 

 

 

 

 

 

Caribou『Start Breaking My Heart』

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 これは2曲目。

 00年代聴き直しの一環。CaribouがまだManitoba名義で活動していた頃の作品、というかデビュー・アルバム(2001年発表)。チャイルディッシュな音色の電子音をベースに、アコースティックなサウンドを導入したりノスタルジックなフィールドレコーディングを被せたり……同時期のmúmやFour Tetらの作品と共振する内容。

 

 いろいろとマシマシな内容の次作と比べるとよりシンプルでプレーンな印象(ジャケットはサウンドのイメージとよく合っています)。本作にもマシマシな感じ(伝われ)のスタイルの楽曲はあるが、その方向性では次作の収録曲の方が強いので、本作においてはシンプルでプレーンなスタイルの楽曲を推していきたい。1曲目2曲目とかね。

 

 

 

 

 

 

 

Life Without Buildings / PS Exclusive, Let's Get Out, Juno, The Leanover, 14 Days, New Town, Sorrow
  from『Any Other City』

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 00年代聴き直しの一環。グラスゴーを拠点に活動していたバンド唯一のスタジオ・アルバム。スキャットと早口言葉の中間のような、言葉のコラージュを思わせるユニークなスタイルのボーカルが特徴(ボーカルのSue Tompkinsはバンド解散後はアートの分野でそのボイスと言語感覚を活かしたパフォーマンスをしているらしい)。おそらくボーカルについて語られることが最も多いバンドだと思うが、バックを務めるバンドも負けず劣らずすばらしい。もともとはDon Caballeroに影響を受けたインスト・バンドだったらしく(ボーカルは最後にバンドに加入したそう)、確かな演奏力がある。

 

 演奏はタイトながらも楽曲自体は数種類のコードを軸に展開させるシンプルでのどかなもので、ボーカルのパフォーマンスがよく映えるようになっている。

 

 聴けばこれ一枚で解散したことを誰もが惜しむであろう快作。個人的にはユニークなボーカルと軽やかで闊達なギターが楽しめる作品という意味でCourtney Barnettのファースト・アルバムを思い出した。ギター・ロック好きは聴いておいて損はないでしょう。

 

 存在はずっと前から知っていてCDが安くなるのを待っていたんですが、その時が来る前にサブスクで聴けるようになってしまいました(だから今こうして聴いて書けているのですが)。ありがてえ~~~でもまだライブアルバムの方はサブスク来てないので相変わらずCDを待っています。サブスクというかSpotifyですね。Apple~にはあるらしいけど解約しちゃったんだよな。。

 

 

 

 

 

 

 

Beatrice Dillon『Workaround』

 

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 今まで名前だけは見かけていたけど実際にその音を聴いたことはなかったBeatrice Dillonのファースト?アルバム。00年代のAutechreなんかを思い出す、リズムに軸足を置いたテクノ。最終的にエディットされているけど、サウンドの元となった素材はFM音源やアコースティック楽器の生演奏とのこと。弦楽器や電子音のパーカッシブな鳴りが気持ちよく、またリズム主体のスタイルにも合っている。

 

 コード感の希薄さと硬質な音色からなんとなく硬派なイメージがある。それが特に顕著となるアルバム後半部分を聴いていると、Lorenzo SenniやBarkerといった点描テクノとでも呼べそうなスタイルのアーティストの名前が浮かんでくる。良作とは思うがピッチフォークが今作をここまで高評価するとは思っていなかった(去年のLeifもそうだけどたまに攻めた点数付けますよね)。

 

 

 

 

 

 

 

Jeff Parker / Build a Nest, After the Rain, Del Rio, 3 for L, Go Away, Max Brown
 from『Suite for Max Brown』

 

www.ele-king.net

 トータスのギタリストのソロ作で、評判良かったので聴いたら実際良かった作品(何)。ジャズの要素の濃い作品であるにもかかわらず、ジャズをほとんど通ってきていない自分が普通に楽しむことができたのは本作が優れたバランス感覚の元で編まれているからでしょうか。適度に実験的で適度にポップ、緊張もあれば弛緩もあり、そして適度にジャズ以外の要素が組み込まれている。もちろん、トータス時代から続くアレンジ・エディットの細かさも健在で、ところどころで聴き手の耳を引きつけてくれます。地味にありがたいのはどの曲もかなりメロディアスなこと…

 

www.youtube.com

 

 これは個人的な印象ですが、Jeff Parkerはたとえばクラブ・ミュージックにおけるMoodymannのような……良質なブラック・ミュージックの伝道師のような存在になってきている気がします。現代的なロックと伝統的なブラック・ミュージックを橋渡しする存在といいますか…。いや彼のベースがロックにあるのかどうかわかりませんけど。。(エレクトロニカ的なスタイルも普通に含んでるし)

 

 複数ジャンルを中継する非常に優れたミュージシャン/プロデューサーによる、折衷的な作品。これは前作も聴かないとな…。ここまで書いてきましたが基本門外漢の一感想なのであんましアテにしないでね。

 

 

 

 

 

 

 

Sun Araw / 78 Sutra, Catalina Breeze, Arrambe

  from『Rock Sutra』

 

www.ele-king.net エレキング……というよりも、三田格野田努に愛されているおなじみサン・アロウの新譜が出ました。エレキングのレビューも今回は久しぶりにレコメンド付き。

 

 基本的な音楽性は変わらないけれど、『ロック経典』なんて意味深?大胆?な名前を付けるだけあって、少しロックみが増している(ロックといっても定型的なものではなく、よりカオスでジャム的なものだけど…)。具体的に言えば、全体的に音数が増し、演奏のドライブ感も増している。有り体に言えばより元気でにぎやかになっている。過去作における独特の音楽的”間”に馴染めなかった人も、今作は楽しむことができるのではないだろうか。わかりやすくリズミカルなので…。

 

 レビューでもその名が挙げられているが、CANがおもちゃのような機材を持ち寄って気ままにジャム・セッションをしているような風情が今作にはある。レゲエの音・フィーリングでクラウトロックをやってるような感じですね。これからの季節にバッチリはまるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 ここからはミックス音源。

 

planet uterus / 新しいミックス3つ

 Prince Of Denmark、Traumprinz、Dj Healer、DJ Metatron……多くの名義があるせいでなんて呼べばいいか毎回困るアーティストの新しい音源が出ました。いつもなんの前触れもなくぶっ込まれるのでびっくりしますが、今回は35分ほどのミックスが3つ同時にサウンドクラウドにアップされました(こんだけ新しいマテリアルあったらアルバムつくれるやんけ、というのはいつものことです)。以下、ぺたぺたとリンク貼ってあるので簡単に紹介していきます。

 

 「ins herz der dinge lauschen」英語に訳すと「listen to the heart of things」らしい。ビートレスで神秘的なムードのアンビエント。Dj Healerの名義の作品に近いサウンドで、当時のアウトテイクかもなーとか。全体に薄く砂嵐のようなノイズがまぶされている。終盤30分過ぎくらいから入ってくる昔のSF映画などで使われていそうなSEが聴き手の想像力を喚起する。個人的には宇宙旅行サウンドトラックとかかもなと思いました。

 

 

 「der traum」英訳「the dream」。唯一まともにビートの入るミックス。敬虔なムードはそのままにより伝統的なIDMに接近している。音楽性の近い作品を挙げるならBoards Of Canada 『Tomorrow's Harvest』。親密・素直で聴きやすい。

 

 

 「die wüste」英訳「the desert(砂漠)」。こちらも基本ビートレスのアンビエントだが、「ins herz der dinge lauschen」と比べると楽音が多く、より具体的なムードがある(そういう意味では「ins herz der dinge lauschen」は相当ストイックである)。23分頃から一曲だけビートのある曲が挟まれ、ミックスのハイライトを演出している(砂漠でようやくオアシスを見つけた感じとでも言いますか。エモいです)。

 

 

 簡単にまとめるなら、(上から)「ins herz der dinge lauschen」はガチガチのアンビエント、「der traum」はIDMダウンテンポで、「die wüste」は両者の中間という感じです。展開は練られてるし品質は高いし、ぶっちゃけ新しいアルバムが3つ一気に来たという感じ。このままフィジカル出たら普通に買っちゃうんですけどどうなんでしょうね。個人的にはややテクノ寄りだった直近のGolden Baby名義の作品よりも好みかな。

 

 

 

 

 

 

 

samb_rules『okay』

 モロなアートワークに惹かれて聴いたら良かったミックス。samb_rulesという名前のアーティストの『okay』というミックス作品で、調べてみるとChromaという、(Blowing Up The Workshopのような)ミックス作品をリリースするプロジェクト?の一環としてリリースされたらしい。

 

 (おそらく)ゲーム音楽アブストラクトなアンビエントをメインの素材としたミックスで、ミステリアスでホワイトなイメージがある。いやこれゲーム音楽なのかな……第四世界っぽいよくわからん曲もけっこう入っている。自分の好みど真ん中なのでsamb_rulesは要チェックだぞ(自分へ向けて)。

 

www.chromamixes.com

 Chromaのホームページ。今年発足したばかりらしいけどすでに7つものミックス作品がアップされている。

 

 

 

 

 

 

 

Khotin / your name on a grain of rice

 そしてホワイトイメージと言えば我らがKhotinである。以前Libra Mixに提供されたKhotinのミックス作品を紹介したことがあるのだけど、それの良さを思い出してまたKhotinのサウンドクラウドページを覗いたらシンプルなアートワークの作品があったので聴いたらめちゃ良かったやつ。

 

 オリジナルのマテリアルもけっこう突っ込んでいるのでは……というのも随所で過去作から感じられたものとほど近いフィーリングが感じられるから。あとここでも少しゲーム音楽が使われているっぽい。というか7分頃の曲これMOTHER2ですよね? 後半では日本語の曲もあったり。シンプルさが極まっていて、逆に流し聞きできないところがある(だから約一時間のミックスなのにより長く感じる)。休日の朝に流したら良すぎて昇天しそう…。

 

 正直、Khotinの作るサウンドは自分の性癖どストライクすぎて冷静に扱えないところがあります。いつ聴いてもああ~~~……となっちゃう。サウンドクラウドミックス音源やらライブ音源がまとめられているので大切に聴いていきたい。

 

 

 

 

 

 ごく最近の話ですが仕事で車を運転する機会が急にめっちゃ増えまして。今回取り上げた音源の1/3くらいは車内で聴いたものです(その後で家でも聴きましたが)。通勤時間が増えるのは悪ですけど勤務時間内で移動の時間が増えるのは端的に言って最高ですね(悪い社員だ…)。

 ミックス作るとなんだかんだで一週間くらいは自由なリスニングをしなくなるので、特に新しい音楽との出会いが減ります。それでもお気に入りの音楽に出会えているのでラッキーかも。

 地味に春と秋の、冷房暖房使わずに過ごせる時期って貴重ですよね。なぜなら空調設備によるノイズがないから。窓も開けられるし、一番開放的に音楽を楽しめる時期かもです。この季節がずっと続けばいいのになあ~。記事トップにK-LONEのジャケ画像貼ってるのはこの作品が今の季節にとてもよく合っていると感じたからです。聴いてみてね。