VRChat上で開催される3Dアバター・3Dモデル即売会「バーチャルマーケット」の第二回目が2019年3月8日~10日まで行われます。……あれ? もうほとんど時間なくない? でも大丈夫! この記事を読めばキミもすぐに会場に飛び込んで自由に見て回れるようになるはず(たぶん)。
…ということでバーチャルマーケットの参加方法や、個人的に気になった点などをまとめました。
1.参加方法について
公式がわかりやすく丁寧に説明してくれているので、まずはそちらをご覧ください。
ここでの注意点は、
・VRChatへのログイン時、SteamではなくVRChatのアカウントでログインすること
→とりあえずマーケットだけ楽しみたい、という場合はスルーしてもOK。理由は……もっと詳しい人に聴きましょう!
・VRChatへ初ログイン時、チュートリアルが始まる場合があるので、時間には余裕を見ておくこと
まあ注意するとしたらそのくらいです。ここはどんどん先に進みましょう。
一応、VRChatの導入・チュートリアルについてもう少し詳しく書かれた記事も貼っておきます。アカウントを作ったりする部分など、不安がある方はこちらも見ておくといいと思います。そうでなくてもチュートリアルの方は普通に参考になる内容が多いので、余裕があれば一度見ておきましょう。
2.エントランス入場後・ワールドの仕組みについて
VRChatにログインして、メニューからワールドを「VirtualMarket2」で検索して、無事にVMエントランスのワールドに入れたでしょうか? いろいろ有名どころのブースもあるし、自分以外の一般参加の方もいっぱいいるし、ぶっちゃけこの時点でうおおおって感じになってると思うんですけど、まだね、この先があるんですよね。。
VMエントランスはその名前の通り「エントランス」でして、ここからいろんな方のブースが設置されたそれぞれのワールドへ行くことができるようになっています。各ワールドはおおまかなジャンルとしても機能しているようで、例えば漫画家のつくしあきひとがコンセプトデザインをした「モクリバザール」では、「自然」「かわいい」「ケモノ」といったようなワードが似合うような作品・ブースが配置されています。各ワールドの説明については公式のページを参照してください。もし自分の好みのジャンルがあるようなら、この時点である程度狙いを定めておくといいかもしれません。
個人的な注意点として…
・BGMがうるさくて人の声が聞こえない…
→バーチャルマーケットでは普段のVRChatのメニューとは別に拡張メニューが用意されています。そこでBGMの音量も調節できるので、システムの音量を上げつつBGMの音量を下げる…などすると声が聴きやすくなります。声、大事! おしゃべりはVRChatの醍醐味ですからね。。
【バーチャルマーケット2拡張メニューのご案内】
— VirtualMarket2019 (@Virtual_Market_) 2019年3月6日
バーチャルマーケット2の各会場では、VRChatのメニューを表示した際に、追加で「拡張メニュー」が表示されます!
配置図や自分の現在位置が表示されるマップ、鏡や自撮り棒、影のon/off等の機能があります。技術班渾身の一品!#バーチャルマーケット pic.twitter.com/T3XmB2bAdd
動画を観た方が早い説。
・エントランスから各ワールドへの行き方がようわからん
→これがちょっとありました。上に貼った、公式の参加方法のページの下の方で「ワールド移動方法(ポータルドア)」と説明があるのですが、このポータルドア、実はエントランスにはないのです。ではどうするのかというと…
エントランスのワールドに入ったら、下の階には下りず、そのまままっすぐ上階の一番奥まで行ってみてください。そこに各ワールドへとつながるドアが……ドアがいっぱいあります。伝わらない人もいるかと思いますが、ゲームのゆめにっき的な感じです。ここから一度別のワールドに飛んで、そこからさらに別のワールドに飛ぶ、というときにポータルドアは使うのです。エントランスから最初のワールドに飛ぶときにはポータルドアは使用しません。ここ、ちょっと注意です。
会場間ポータルの紹介動画です!
— VirtualMarket2019 (@Virtual_Market_) 2019年3月4日
今回のVケットは、11の会場に分かれています。企業ブースが立ち並ぶエントランスと、サークルのブースが並ぶ会場が10会場。
全ての会場に「扉」が設置されており、行き先を選択してからドアノブを触ると、希望の会場に移動することができます!#バーチャルマーケット pic.twitter.com/PgAvzJ6TWe
あくまで「会場のワールド間の移動」に使うもののようです。「エントランス→会場のワールドの移動」は別。
・AとかBってなに?
→そのワールド(ジャンル)での出展者が多い場合に、中身のブースだけを入れ替える形で複数のワールドを作っているみたいです。つまり、AとBでは基本となるワールドは同じでも出展しているサークルが違うということです。AとBのそれぞれ同じ場所に行ってみると違うブースが存在しているはずです。うーん…見た方が早い!(おわり)
3.会場のワールドに移動した後…
……ここからが個人的には本題ですね。とりあえず、個人的に要チェックや!! というポイントを順に書いていきます。
・アバター、試着できないのだが?
自分が最初に直面した問題です。VRChatってけっこう無法地帯的な時代があったというか、悪質なユーザーがかなり蔓延っていたことがありまして、それを規制するために「トラスト(Trust)システム」というものが導入されています。これは各ユーザーにトラスト値(信用度)を設定して、その値によってできることが増えたり減ったりするぜ~、というやつです。で、問題はこのトラスト値のせいで、始めたばかりのユーザーが会場ワールドで展示されているアバターを試着できないことがある、ということです。
一応解決策がありまして、それが「一度フレンドにアバターを着替えてもらい、その後にフレンドのアバターをクローンする」というもの。以下手順。
1.フレンドに、メニューのセッティングから「ALLOW AVATAR CLONING」にチェックを入れてもらう(中央下段に項目あります)
2.フレンドにお着替えしてもらう。うっひょおおお
3.自分がメニューを開き、その状態でカーソルをフレンドに持っていってクリック、表示される追加?メニューから「CLONE PUBLIC AVATAR」を選択。完了…
いや~これが…最初よくわかんなくてね…… エントランスにあるブースのアバターは初心者でも試着できるんですけどね(ワールドがパブリックだかららしい。自分はよくわかってない) 次行きます。
・会場のワールド、人が全然いないのだが…
これもね~… だから自分が最初行ったとき、人はいないわ試着できないわでもうめっちゃ寂しかったんですよね。。 なんか時間、あるいはユーザーごとに会場ワールドのインスタンスが作られるらしい。これの解決策は
1.エントランスから会場ワールドに飛ぶ際、他の人と同じタイミングで飛ぶ
→試してないけどたぶんできると思う。または、
2.会場ワールドに飛んだフレンドにJoinする
→メニューのソーシャルからフレンドを探して、ジョイン! ジョインジョイン
こっちの方が確実ですかね…
バーチャルマーケットに来たVRChat初心者の問題、大きくこの2点なんじゃないかな~と思います。で、どちらの解決策にも前提としてフレンズの存在が必要という…
つまり…… VRChat初心者のバーチャルマーケット攻略法は……
会場ワールドで試着ができるフレンズを(一人でもいいので)作る!!!
ことになります。はあぁ~~~……… コミュ障には…難しい問題やでぇ…
しかし! ここさえクリアできれば! 楽しい時間が待っています! たぶん一番楽なのはVMエントランスの人がいっぱいいるインスタンスで一緒に回って~!と声をかけること。VRChatには優しい人がいっぱいいるので、どんどん頼っていきましょう。
以上です。残り時間わずかですが、まあ大丈夫です。思い立ったが吉日、吉タイムということで、みなさんやっていきましょう。
(もっと早く記事書けや!という感じですが、自分自身バーチャルマーケットの存在を知ったのが3月8日のお昼だったので…)