お気に入り曲まとめ(2018.8)

ゑでぃまぁこん / ドイリー、地平線、新しい場所、たびをする、ハロウヘイホ

 姫路を拠点に活動するバンド、ゑでぃまぁこんのアルバム『あおいあしおと』から2曲と『やっほのぽとり』から3曲。なんとなく聞いたことのある名前だなーと思っててきとうにレンタルしたのだけど、めちゃくちゃよかった。。
 初期のさかなみたいな雰囲気の、浮遊感のあるフォーク。朴訥としたボーカルとシンプルで優し気な音遣いが魅力。この2枚で完全にはまってしまった。ちょうど新作が出たらしく、そちらも注文しました。今は待ち(ワクワク)








ayU tokiO / やどなし、hi-beam、あさがお

 この曲は音数多い方です。
 7月にリリースされた2ndアルバム『遊撃手』より、前半の3曲。ミニマルに削ぎ落されたアレンジと歌中心の配置が特徴で、ceroの新作の後に聴くといい感じに新鮮に聴こえる。テンポはゆっくりだし音の間のスペースはがらがらなんだけど不思議なグルーヴがある。リスナーを脱力させつつもしっかりノせるという。。 それでいてソングライティングは前作同様すばらしいときている。日常の隙間に良い感じにフィットする良盤。








衆道徳 / 地震波、ウ

2 地震波 지진파(sample) by Botanical House | Free Listening on SoundCloud;サンクラ。試聴できます。
公衆道徳 (CD) | botanicalhouse:公式通販。
Botanical House — 公衆道徳 Interview (聞き手:Lamp / Botanical House 染谷大陽)...
 Lampの人が日本に向けて発信した韓国のSSWの作品。詳しい説明は貼ったリンク先を読んでください。多用されるアコギと入り組んだ楽曲から真っ先に想像されるのはトクマルシューゴ。でも自由なリズムやコードの響きからは(ルーツとしてあるのかはさておき)Lampの敬愛する南米の音楽の空気も感じられる。なにより、何にも縛られずに音で遊んでみたというような雰囲気が全編通して感じられるところがステキ。傑作です。名義は変わってますが新作も出たらしい。








Blood Orange / But You、Hadron Collider、Juicy 1-4、E.V.P.

 前回も取り上げた『Freetown Sound』より。消化できてきたので改めてお気に入り曲をチェック。アルバムで一曲選ぶなら「But You」ですかね。新作は今作の正統進化みたいな内容らしいのでそちらも聴いてみようと思います。








Frank Ocean / strawberry swing、we all try、songs for women、dust

nostalgia, ULTRA | Odd Future Wolf Gang Kill Them All
 2011年の出世作『nostalgia, ULTRA』より。小袋成彬からの流れでフランク・オーシャンの作品をさかのぼって聴いています。レイドバックしたギターなど、この時点ですでにサウンドの個性は確立されている。








James Holden / Lump

 2006年の1stアルバム?『The Idiots Are Winning』のオープニングトラック。サンプリングなのか、細切れのいろんな質感の音が集まって徐々に形を成していく。否応なく盛り上がる、アルバムの幕開けにふさわしい一曲。








Will Long / You Know?、No More

Long Trax 2 | Will Long
 今年の3月に出た、『Long Trax』の続編アルバムより。ちゃんと音源を入手しつつも、スタイルがまったく変わっていないことに少しがっかりしてしばらく聴かなかった……のだけど結局最近よく聴いている。この手のサウンドは自分にとっては必須栄養素もとい必要不可欠なものらしい。前作についてはこちら参照。完全にシリーズ化して定期的にリリースしてくれると嬉しい。








Nuno Canavarro / [Untitled]

Reutopia-Music: Nuno Canavarro : Plux Quba
Nuno Canavarro ──ヌーノ・カナヴァーロの名作がリ・リイシュー | ele-king
 ジム・オルーク主宰のmoikaiレーベルの最初の一枚である『Plux Quba』より、5番目の曲(無題)。Childiscを彷彿とさせるようなかわいらしく、そしてやたらクリアーな音が耳を惹く音響アンビエントの傑作。今までもてきとうに流しててきとうにいいな〜と思っていたけど、改めて曲を掴んでいこうと思って再聴。今はこの5番だけだけどたぶん次回も取り上げる。調べてみたら去年にも再発されていたらしい。すぐに良いと思えるかはわからんけど傑作なのは確実なので買っとけ買っとけ。








Aylu / Serum

"Serum" | SUNARKRECORDS
Aylu Serum Sun Ark CD Meditations レコード・CD通販
 Sun Araw主宰のSun Arkから今年の春ごろに出ていた作品。NEW AGE MUSIC DISC GUIDEつながりで知り合った友人におすすめされて購入した作品で、アーティストのことはまったく知らなかったけど内容はとても良かったです(ありがとうございました)。上のNuno Canavarroみたいな音色にこだわった自由度の高いアンビエントにSun Arawのおちゃらけを少し注入したような感じ。ゆるいのがとてもいい。この路線でもう少しサイズの大きい作品を聴いてみたいです(収録時間がすごく短いので)。








浜口史郎 / 新しい朝の始まりです!、転校してきて良かったです!、私、モテモテで困ってます!?

 『ガールズ & パンツァー オリジナル・サウンド・トラック』より。3曲分しか名前を挙げていませんが10曲目くらいまで全曲いいです。関係ないけどいまだに押安の話がTLに流れてくるのすごいと思う。アニメ映画一本でひとつのジャンルができてしまった。。








AIKATSU☆STARS! / ハートがスキ♡ップ、One Step 〜ツバサ & 夜空 & 真昼 ver.〜、みつばちのキス、アニマルカーニバル、ドリームステージ☆

 アイカツスターズ!ベストアルバム『BRILLIANT☆STARS』より。ディスク1中盤の「ハートがスキ♡ップ」から「ドリームステージ☆」までの流れが本当にいい。「みつばちのキス」はイントロの王道感が神で、前の曲のテンションを落とさずに次につなげられるのが強い感じ。ゆめあこゆずという元気系?の3人が好きみたい。