お気に入り曲まとめ(2018.6〜7)

 お久しぶりです。いろいろありました。印象的だったできごとをひと言感想付きで書いていきます。7月中旬くらいから。

 機龍警察。仕事の待機時間に暗黒市場まで読みました。二作目の自爆条項(タイトルがタイトルなんだよなあ…)の時点でもうおもしろさが振り切れていたんですけど今回さらにやばかったですね。劇的な展開の連続…本当に映画化してほしい(ミッション・インポッシブルを観てきた後なのでなおのことそう思う)。作者の月村了衛の前職の影響もあるのかもしれないけどこの作品、めちゃくちゃきれいな、画になるシーンがとても多いんですよね。。 読んでて(これもう絵画じゃん…)と思うことが何度あったか…
 ユーリくんこんな辛い思いしてきたんやな… ライザの過去も壮絶だったけれど詩人関連含めてどこか幻想的なところがあって、それと比べるとユーリの過去の方がずっと泥臭さがあってより身近に感じてしまう。どうでもいいけどなぜか關が花咲ける青少年のリーレンの姿で脳内再生されてしまいます。






第16話 | ストーリー(あらすじ)| HUGっと!プリキュア | 東映アニメーション
 「HUGっと!プリキュア」16話を観て感動した話。今年のプリキュアはたまに信じられないレベルの神回が出てくるんですよ。今のところは個人的には4話と16話が飛びぬけていて、なぜかどちらもほまれちゃんが活躍するという…(11話の戦闘パートも捨てがたい…というかこれはまんまプリリズAD11話の変奏ですよね(?)) 予告映像からもその片鱗がかろうじてうかがえる…かもしれませんが、できたら本編を観てみてほしいです。作画も演出もケレン味にあふれている… どのタイミングで一時停止しても絵になっている。






 FGOの二部二章、全リソースを注いで数日でクリアしました。改めて考えるとシグルドめっちゃいいやつだった… 






 前回の記事をアップした翌日から始めたサマーポケッツ、このくらいから佳境に。(なんだかんだ8月初旬までかかった。現在称号集め中)






 FGOが三周年の祭りに突入した。これは絵柄の好みで選びました。





 星5確定ガチャ。フォーリナーとアヴェンジャーは星5鯖持ってなかったので、どっちかが出ればいいなと思っていました。





 兄の結婚式に行ってきました。たぶんこれが実家関係で起こる最後のポジティブなイベントだと思う。





 フジロックYouTubeで視聴。シャムキャッツ小袋ceroVWを観た。ダントツでVWが良かった。ceroの今年のアルバムはやっぱnot for meな感じ。小袋さんの歌唱はCDと全く遜色なくてすごかったですね。てか今確認したら初日(金曜)にミツメパーケイTUNE-YARDSマックデマルコやってた。見逃したのもったいな!





 月末に一度書こうとしたんですよこの記事。





 8月に入って… 新宿にあるVR ZONEに友人と行ってきました。釣りでは二人で熱戦を繰り広げ、観客も盛り上がってくれていたのでは?とか。





 実はその日のメインの目的はこっちでした。 アイス食べ放題だったんだけどメルストの話をしていてぜんぜん食べなかった。友人はしばらく前にメルストのプレイを辞めていたのですがこれを機に再開するとか。続くかはわかりませんが。





 ミッション・インポッシブル、評判良かったので観に行こうと思ったのだけど今年の映画は前作からの続き物らしかったので、家でストリーミングで前作を観ました。その後同じ日に劇場までいってフォールアウトも観た。疲れたけどおもしろかったし、ベンジーはやっぱりいいやつだった。





 見事にSAW2を入れ忘れたやつ。アンダーワールドの代わりに入れておいてください… でもそうするとアンビエント色が強くなりすぎる…というかダンス色がなくなってしまいますね。アンダワのベストはInnovatorとかDJ Sprinklesのリミックス集とかLivity SoundとかA Made Up Soundなど(インテリジェント)ダンスミュージックの作品と代替可能です。クリカツ2とHave One On Meは3枚組だったので外しました。ジャンルとしてヒップホップも一枚入れたいと思ったけど二枚組で好きな作品がそんなになかった(Outkastくらいか)








 ここからはいつものやつです。
小袋成彬 / E. Primavesi、Daydreaming in Guam、GOODBOY、茗荷谷にて、 門出

 『分離派の夏』より。『Sparkle Hard』(前回取り上げました)と同じく一気にハマって思わず短期間で消化してしまった作品。とはいえそんな言語化できるまでには至ってないのだけど…
 音楽的な参照点で一番大きいのはフランク・オーシャンの『Blonde』で、個々の音色や全体の音のバランスがかなり似ていてそれだけでもすごいんだけど、それよりすごいのが楽曲もきちんと消化・昇華できている点。そのうちかる〜くなんか書くかも。







Frank Ocean / Solo、Skyline To、Self Control

 小袋成彬からの流れで再び聴いている『Blonde』。今までなんとなくいいなーと思っていた曲の構造がようやく掴めてきました。アルバム前半は本当に神曲しかないなとの思いを聴くたびに強くする。このアルバムの曲って基本控えめでさりげないので、ぼーっと聴いているとなにも引っかからずにするりと抜けていってしまうんですよね(抽象的…)。とりあえず「Skyline To」は絶品です。こういう曲大好きなんですけどシングルとかにはならなそうなので…次のアルバムを待つしかないのか。。前にブロンドとペット・サウンズが似てるみたいな言説を見たことがあるけど、それはこういう内省的な楽曲が多いという点からの発想なのだろうか。







KANYE WEST / Violent Crimes、Wouldn’t Leave

 カニエの新作『Ye』より。はじめはストリーミングで聴いていたのだけど好きが溢れたので結局CDも購入するという。作品のまとまり具合からレディオヘッドの『The King Of Limbs』を連想する(これも8曲しかないし、後半の展開が感動的)。一時期は「Violent Crimes」がずっと頭の中でリピートされていました。基本キーボードと歌のみのものすごくシンプルな作り(「Violent Crimes」)なんだけどものすごく感動的で……ドラマティックなコード進行を作らせたらカニエの右に出るものはいないんですよね(本当に…)。個人的にはハリウッドの映画監督の音楽版みたいなイメージを彼に持っています。







RP Boo / U-Don't No、Flight 1235 (ft. DJ Phil & Crossfire)

I'll Tell You What! | RP Boo
 新作『I'll Tell You What!』より。自分の中ではリカルド・ヴィラロボスと並んでリズムだけで気持ちよくなれるアーティスト。「U-Don't No」はスティービー・ワンダーの「Lately」をサンプリングしたきれいめな曲で、彼のキャリアの中でも一般受けがよさそうな曲(もちろんおれも好き…)。「Flight 1235 (ft. DJ Phil & Crossfire)」は曲中に飛行機だかなにかの無線の音声がサンプリングされていて雰囲気がある。これ以外の曲もそうだけどちゃんと曲ごとにコンセプトがあるはずで、ボイスサンプルの意味がリアルタイムで掴める人が聴くとぜんぜん違う感動があるはず。なんてったってめちゃくちゃ繰り返されますからね、サンプリング。今の自分は例えるならあらすじだけ読んで作品を体験した気になっている人のようなものか…







Philip D Kick / Work That Drown、Vibe Off (Feat. DJ Spinn)

Pathways | Om Unit
 Om Unitっていう人がPhilip D Kick名義で出したEP。知らない人だったけどアーティスト名がアーティスト名だったのでチェックせざるを得なかった…。内容は往年のジャングルとフットワークをいい具合に折衷したようなもの。これを聴いてジャングルとフットワークってけっこう似ているところあるなあと気づく。互いのルーツになにか関連とかあるんでしたっけ…? 個人的な印象だと、ジャングルは荒れ狂うビートとそれに秩序をもたらすコードのコントラストが魅力の音楽で、コードの響きには宇宙的というかスピリチュアルな感じがある。フットワークは全体的にもっとラフな作りで、野性的というかストリート感があり、コードにはあまり頓着せずリズムで聴かせる。今作はジャングルのコードとフットワークのリズムを組み合わせたような作品。







Sophia Loizou / Irregular Territories

Irregular Territories | Cosmo Rhythmatic
 これもジャングル。自分は思ったよりもジャングルが好きらしく、定期的に聴きたくなってしまう。LogosやJam Cityがグライムというジャンルで行ってきたアプローチをジャングルで試しているような印象。音は鳴っていないけど感覚はあるという。名付けておばけジャングル(?)。。







トリプルファイヤー / スキルアップ、カモン、本物のキーホルダー

トリプルファイヤー『スキルアップ』 - 青春ゾンビ
 ここからロックへ。2014年作『スキルアップ』より。特に歌詞に着目したレビューへのリンクを↑に貼ったので読んでみてください。歌詞もいいけど個人的には繰り返しの快感を完璧に捉えた楽曲がすばらしいと思う。全体的にあたまのネジが緩んだWire、もしくはParquet Courtsといった感じ。5曲目「カモン」〜6曲目「本物のキーホルダー」の流れが良すぎるのでぜひ聴いてみてほしい。「本物のキーホルダー」のあの間奏部分、普通のバンドなら熱いギターソロになだれ込んでしまうところをウゥ〜ン…みたいなへろへろな音で済ませてしまうところがね、なんとも言えずいい… 一応ライブの映像を貼っておいたけど、彼らの芸風を掴んでから見たほうがいいかもしれない。







Ought / Men For Miles、Passionate Turn、Beautiful Blue Sky

Sun Coming Down | Ought
 2015年作「Sun Coming Down」より。改めて聴いたらめちゃくちゃいいアルバムだった。。ギターの音最高じゃないですか? というか全部の音が最高… このアルバムでポストパンクのサウンドは極めてしまった感がある。今年の始めにニューアルバムを出していて、まだ真面目に聴けてないのですがけっこうな実験作のようで、なんとなくその変化も頷ける感じがある。大音量で聴いてみてほしい。







The Dismemberment Plan / A Life of Possibilities、Memory Machine、What Do You Want Me to Say?、You Are Invited、Gyroscope、8 1/2 Minutes、Back and Forth

 1999年作『Emergency & I』より。少し前から散発的に聴いていた作品なのだけど今回で掴めた感じがある。どの曲もヘンな感じなのだけどとにかく引っかかる、クセになる。そしてとにかくエモい。XTCWeezerが合体したらこんな感じかもしれない。冒頭3曲の勢いはすさまじい。







Califone / Heron King Blues(アルバム)

 定期的に聴きたくなるバンド、キャリフォンの2004年作。全体的にスローな楽曲でまとめられていて、他のアルバムよりも穏やかな印象がある。バンド最初のEPの時点でサウンドは完成されていて、このアルバムも特にそれが変化しているわけでもないのだけど…いいものはいいです。







Animal Collective & Vashti Bunyan / I remember learning how to dive

 個人的な用事で昔のアニコレの作品を聴く機会があり、久々に聴いたらよかった曲。Vashti Bunyanとの共作EP?『Prospect hummer』より最終曲。小さな小さな曲だけれどメロディーが最高。







KHOTIN / Water Soaked In Forever、Planet B

 いつのまにか出ていたKHOTINの新譜『Beautiful You』より。前作ほどの音色特化ではないけれど優良なアンビエント
Beautiful You | ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥







Takecha / Gradual Atmosphere、Low Sentiment、Genuine Innocence

RA: ニュース: Takechaが新LP『Deep Soundscapes』を発表
 滋賀を拠点とするプロデューサーTakechaの、1990年から2013年にかけて制作された楽曲をまとめたLP『Deep Soundscapes』より。モノクロームアンビエント・ハウス。派手さを抑えたシンプルな作りで、厳選された音色がとても心地いいです。鎮静作用がある。







Kyle Bobby Dunn / Bring Me The Head of Kyle Bobby Dunn

Bring Me The Head of Kyle Bobby Dunn | Low Point
 自分Stars of the lid大好きマンなんですけど、とても音楽性が近いアーティストを発見しました。すでにそれなりの数の作品が出ているし、アンビエント界隈だとけっこう有名だったりするんだろうか。音色も楽曲もSOTLよりピュアというかプレーンな印象。KHOTINもそうだけど、こういうきれいな保健室というか、真っ白い部屋空間を想起させるようなサウンドが好きです。







DJ Sprinkles and Hardrock Striker / Skylax House Explosion

 Skylax Recordsというレーベルの音源を使ったDJミックス。DJ Sprinklesが担当したディスク1しか聴けていないけどいつにも増してもこもこなディープハウスが展開されています。特にコードの扱いが完璧で、2曲目の終盤で入ってくるシルクのような手触りを持つコードでガシッと掴まれます。







Barker / Cascade Effect、Filter Bubbles

Debiasing | Barker
 ジャケットがおどろおどろしいけど文字のフォントでOstgut Tonと分かってしまう。キックドラムのない、メロディアスなテクノ。とても忙しないサウンドでこれもある意味ちゃかぽこ系と言えそう。Stellar Om Sourceから毒を抜きさらにライトに仕上げたような感じ。







Bella Boo / Keep Me Warm
Fire | Studio Barnhus
 浮遊感の演出がすばらしいベッドルーム・ハウス。ここで挙げた曲以外の曲の方が浮遊感はあるので気になったら聴いてみてください。まだこの作品が2作目ということだけど、すでにサウンドの個性が確立されていてアーティストとしての存在感が出てきている。注目しておこうと思う。







ポプ子, 牧野由依, ピピ美, 渡部優衣 / POPPY PAPPY DAY

 アニメポプテピのサントラ『POP TEAM EPIC ALL TIME BEST』よりED曲。放送当時から思っていたけどやっぱめっちゃい曲。。サビのコード展開がエモすぎる。いろんなバージョンが収録されている。







カレン・ミライ from BEST FRIENDS! / Believe it

 アイカツフレンズ!ようやく見始めました。パートナーを探し始めるのが早い…! まあ今回はそういうテーマだからだと思うのですが、にしてもこんなに早く関係を詰めてくるとは(ドキハラ)。これはEDテーマソングで、回数聴いてさっそく馴染んできた曲。サビの破壊力。。





 めちゃくちゃサボってましたね。。でもまあ7月終盤はたしかに立て込んでいました。しかしそれとは別に、やたら活動していた4〜6月の反動か、8月に入ってからはものすごくのんびりしてしまっている気がする。たまにはいいでしょう(たまにはでもないけど)、なにせめちゃくちゃ暑いし。。二回連続で二か月分だったので次回は……なんとか……