お気に入り曲まとめ(2017.8)


(画像は新居の下見中に散歩に寄って撮った靖国神社です。内容には特に関係ありません)
 お久しぶりです。8月の下旬から凍狂に引っ越しました(ご報告)。
 別に隠してたわけではないんですが、今年に入ってから転職活動をしていまして。今まではお米県に生息していたのですが、将来のことを考えたときに、あまり機会もないし首都圏に出れるときに出ようという気持ちが大きくなりまして。一応、前の会社も東京に支社があってワンチャンそっちに異動できればな〜と当時は思っていたのですが、結局異動はありませんでした。同期は1、2人くらいは東京に行ってたのですが…まあ運がなかったですね。

 引っ越し作業に時間を取られたのと、引っ越してからも10日ほどネットが繋がっていなかったのもあってあんま音楽が掘れていません。まあそれでも前の会社にいたころよりはずっと新しい音楽に出会えていますが…

 あと、ネットが繋がらなくて暇だったのでスマホゲーのセブンズストーリーを始めました。とにもかくにも洗練されているという印象。ゲームバランスもちょうどいいし、あとは個人的にはストーリーがおもしろくなればな〜と。いやまあまだ全然自分も話を進められていないのでなんとも言えませんが。
 ちょっぴり不安なのはこのゲームちゃんとお金集められているのか?という点。まあストーリーやキャラに愛着が出てくるほど課金も進むと思うので、これもストーリー同様に長い目で見る必要があると思います。それにしてもすごく石を配ってくれるんですよねセブスト。。

 本当はマギアレコードを始めたかったのですが、不運にも端末が対応していないという… 自分の今のスマホsimフリーが流行ったころに一気に普及したASUSのZenfone 5なのですが、ダメでしたね。というかほとんど大手キャリアの機種しか対応してないっぽいです。
 しかし! 昨日8/31に公式から対応機種増えたよ〜とのアナウンスが。これでHuaweiのp10 liteが対応になったようなのでこれに機種変しようかな〜なんて考えています。もうイベント始まってるようなので急がねば…!



以下、本編。





Matt Tolfrey / Encarta(Sprinkles' Micro Soft Dub)、
Area / Bourbon Skies(St. Petersburg Three-Four Blues)、
Jorge C. / A Little Beat(DJ Sprinkles' The World Is Ova Megamix)、
Ducktails / Letter Of Intent(Sprinkles' Post Script)


 前回も取り上げました、DJ Sprinklesのリミックス集の今回はdisc2から。なんとなくこちらの方が落ち着いた曲が揃っているように思います。一曲一曲が長尺ですが、だからこそ引き立つ魅力というものがあります。








Ryosuke Urabe / 00:27
Quarta 330 / 02:36
Silvanian Families / 04:25

 自分自身あんまよくわかっていない(地獄のブイヤベースってなんなんですか)概念によるコンピレーション『URBS』より。メンツがちょっと前から注目している「明るい農村計画」の参加者とある程度かぶっていて、つまり自分のお気に入りのメンバーがけっこう参加しているということで、これが悪いわけがない。コンセプトも「真夜中の都市の音楽」みたいな感じで、、、まあ最高なんですよ。ホームページにコンセプトの詳細とそれにのっとったこれまた最高のアートワークがあるのでとりあえず一度見てみてください。フリーダウンロード。








Fleet Foxes / - Naiads, Cassadies、Third Of May / Ōdaigahara、If You Need To, Keep Time On Me

 今年出た新譜『Crack-Up』より。前作から6年ぶりでしょうか。長く待たされましたがその甲斐のあるクオリティの高い作品を無事に完成させてきました。個人的にフリート・フォクシーズの魅力の肝って歌うととても気持ちのいい歌メロだと思っていて、それが今回も維持されていることが大変うれしいです。この歌が脳天を貫いていく感覚、たまらないです。








明坂聡美 / FreeDreamin'、StarLight☆HeartBeat

 プリリズおまけ編。プリリズCDBOX(disc10)より、たぶん筐体専用の曲です。アイカツ、プリパラでもたまにCMでめっちゃ気になる曲が流れてるんだけどいくら探してもCDに入っていない……ということがあって、それがよーく調べてみるとゲームオリジナルの曲だったりします。
 「FreeDreamin'」はイントロでちょっととげとげしい音色のシンセのリフに続いてコードが入ってくるところが痺れます。「StarLight☆HeartBeat」は単純に歌メロが最高ですね。
 こういう曲がちゃんとCDでも聴けるようになるのはいいことだと思いますが、現時点では定価一万以上するCDBOXにしか収録されていないようなので、もっと簡単に音源が入手できるようになるといいと思います。プリパラの筐体専用曲も早くCDにならないかな〜。








Stephen Malkmus & The Jicks / It Kills、Freeze the Saints、Mama、Baby C'mon、Malediction

 ペイヴメントのフロントマン、ステファン・マルクマスの2005年作『Face the Truth』より。今までゆっくりペイヴメントのアルバムを聴いてきましたが、ラストアルバムまできてしまったのでメンバーのソロ作などにも手を出しはじめました。
 とりあえずステファン・マルクマスの作品を適当に入手して、ピッチフォークで評価の高い『Face the Truth』を聴いてみたのですが、いいですねこれ…。サウンドはバンド時代よりもラフな感じですが、曲が今までよりも冒険してる印象です。こんなテンション高い曲も作れるのか〜。








Lone / Cloud 909、Aquamarine、Ultramarine、Rissotowe_4、Petrcane Beach Track、The Birds don't Fly this High

 2010年の『Emerald Fantasy Tracks』より。今までいいな〜と思いつつも一曲目のテンションの高さにすぐお腹いっぱいなってしまいあまり全体を聴けていなかったアルバムなのですが、ようやくちょくちょく飛ばしつつも全曲聴きました。
 結果、全8曲中5曲がお気に入りとかいううれしい事態に。どちらかといえばトラック単位で見るべきアーティストなのでどんどん次の曲次の曲と聴いていっていれば良かったですね。とはいえラスト3曲のだんだん夢の中へ沈んでいくかのような流れはアルバムという形式でなければ作れなかったでしょうけど。
 音楽性についてはエレキングのレビューが参考になりますが、一言でいえばボーズ・オブ・カナダデトロイト・テクノをやったような感じです。涼し気なサウンドで、ちょうど今の時期が合うかもしれません。おすすめ。








Kyle Hall / Damn! Im Feeln Real Close、Mysterious Lake、Feel Us More

 カイル・ホールの2015年のアルバム『From Joy』より。発売当時公式の通販でレコードを入手したのですが(当時はレコード限定だったので。今は日本版CDが出ています)、内容がいいことは分かっていつつもレコード聴くのめんどくさくて…(1、2曲ごとに裏返したり入れ換えたり…) それをようやくPCに取り込むことができたので最近よく聴いています。
 印象としては、とにかくアナログな質感の音が最高ですね。特にベース。こんな温かい音色は他で聴いたことがないです。曲については柔らかい雰囲気のメロディックなハウスで、前作『THE BOAT PARTY』の面影はほとんどないです。わかりやすい他からの影響というのも特に見いだせず、非常にオリジナルなサウンドになっています。こういう、本当にこの人にしか作れないだろうなーと思わせるような音を聴くと楽しい気分になってきますね。ここでしか聴けないサウンド、という時点でもう傑作以外にない、という感じです。前作からの振れ幅も含めて今後もとても期待のできるアーティストです。








ダンケ Vibes / Mallcorp愛

Mallcorp愛 | Lost Anglesフリーダウンロード。
エデみ: 2016年 わたしのお気に入り音楽 ベスト20
 また蒸気波要点ガイド片手に旅していたところ出会った曲。↑のブログで見つけました。Dean Blunt & Inga Copelandカニエ・ウェストという借用元から比較的若い感性を感じます。全体にスロウでドリーミーにまとめられており、これもまた真夜中という時間帯によく映えそうです。








Move D + Benjamin Brunn / On The Magic Bus、Magnetically Levitated Train、Let's Call It A Day

 かな〜り前に記事で取りあげたMove DとBenjamin Brunnのタッグによる、さらに前の作品です(2006年)。 音的には2008年の『Songs From The Beehive』からハウス色が薄れて代わりにアンビエント色が強くなった感じです(時系列で言えば逆ですけど)。そしてこっちの方がよりフリーというか、もぞもぞぐねぐね感があります。…よくわからないですね。まあとにかくこちらも次作に負けず劣らずの名盤です。アンビエントのファンは一度聴いてみてください。








Graham Kartna / Kite Fly Lo、Last Evening In Froyo Kingdom、Family Tree Maker '95 (feat. FOODCOURT➒➐~)、But You Knew This

The Adventures Of Death Boy | Graham Kartna
 我が敬愛するGraham Kartnaの2015年作『The Adventures Of Death Boy』より。このブログにはたびたび登場してるのでそんな詳しく書きませんが、一言でいえばJerry PaperのMaxoの中間みたいな音です(はたして説明になっているのか)。登場タイミングに特別な理由はないのですが、定期的に聴きたくなる音なので今後もてきとうな間を空けつつ登場していくと思われます。BOCがよく使っていたこのもやもやした音(おそらく適当な名前があると思われ)が出てくるともう無条件で降伏しちゃいますね。





 とりあえず8月はこんな感じで。いろいろ環境が新しくなったので慣れるまでかかりそうですが、マイペースに続けていければな〜と。