お気に入り曲まとめ(2016.9〜2016.11)

 お疲れさまです。10月終盤からびっくりするほど忙しくなって、ぼくはもうだめです。しかし少しずつではありますが音楽は聴いているのでまたまとめます。


João Gilberto / Águas de Março

 ボサノヴァを掘ろう!と思って買ってみた超有名盤。結論から言うとめちゃくちゃよかった。巷でたまに言われているようにボサノヴァ版Pink Moonみたいな内容。冒頭の一曲だけでもものすごくいい。このコードとリズム、いつまでも聴いていられます。。







Noname / Diddy Bop (ft. Raury & Cam O'bi)

 各地で絶賛されているミックステープを聴きました。非常に快楽性が高く、またするりと聴ける内容で、こりゃベストに乗るかなーという。とりあえずキャッチーな曲を置いておきます。よい。







pizzicato five / めざめ
 「2016年のリスナーのための1990年代j-popディスクガイドbookoff-zombies」(リンク貼れなかった。。)こちらで取り上げられていたロマンティーク96を入手。彼らもいっぱい作品があって、またいい曲もそうでない曲もあって、わりとその存在自体がブックオフにかなり近いのではと思ったり思わなかったり。アルバム冒頭のこの曲、とてもよかったのでみなさんもぜひ入手して聴いてみてください。







Cass McCombs / Mangy Love


 曲名ではなくてアルバム名です。今年出たキャスのアルバムが素晴らしいという話。個人的にはSSWとしての最高傑作と思っています。サウンドは柔らかめで、そのAOR的なアレンジがおやじ臭い〜とか思われるかもしれませんが、ソングライティングの充実がすべて吹き飛ばしてくれることでしょう。絶品。







Wilderness / It's All The Same

 ポストパンクでしょうか。あまりメロディーらしいメロディーがないボーカルが逆にエモいという。まるでなにかのお手本のような完成度。







Mark Eitzel / Xmas Lights Spin

 American Music Clubのフロントマンの1998年のアルバムより。前にツイッター岡村詩野さんがオススメしていた記憶があって購入。全編こういうサウンドで占められていて、好きな人(わたしです)にはたまらない内容となっています。ベックのしんみりサイドとかSun Kil Moonとか好きな人などにオススメです。







The Frogs / Ocean Tide
 セルフタイトルアルバムより。ジム・オルークが自身のレーベル「モイカイ」からリイシューしてるということで買った作品で、正直それくらいしか情報を持っていないのですけどウィキを見るとそうそうたるメンツと関わっていたりするそうで。。 これはファーストアルバムですが、一度聴くだけで耳にこびりついてしまうようなキャッチーさに満ちあふれています。特にOcean Tideって曲には一撃でノックアウトされてしまいました。。。







Plush / (I didn't know) I Was Asleep

 Drag City(Dominoも?)から、Plushのファースト「More You Becomes You」より。実はこの人についてもあまり知らない。ただアルバムが当時かなり話題になったようで(?)、たしかに聴くと(また新たな天才が一人…)とか思ったりします。基本ピアノの弾き語り。短いながらも曲間のつながりがよく意識された濃いアルバムとなっています。なので一曲だけ抜き出して聴いてもアレなんですけど… 中古で安く手に入るのでぜひ通しで聴いてもらいたいです。







yojikとwanda / Romeo
 前回も取り上げました。アルバムが届いて、いざ聴いてみたら傑作でした。。 とくにPVとかがある曲ではないのですが(というかよすぎてみだりに人の目に触れてほしくないという思いもある。。)、取り上げずにはいられない良さです。アルバム「フィロカリア」に収録されているのでがんばって入手して聴いてほしい。。







Quavius / Love The Way

 Lustwerk Musikから新譜が出ました。そのなめらかさに一瞬で耳が持ってかれてしまう。現代版The Foreign Exchange(これも充分現代ですが)といった感じでしょうか。短いのでちょっとしたすき間にちょいっと聴いてしまいます。
 






Rodrigo Carazo / Sabia suena

 ツイッターで真夜中に偶然見つけた作品(感謝しています)。今年のさわやか音楽大賞ぶっちぎりの優勝なのでは、と思うような最高のサウンドです。こういう音聴くたびに一度アルゼンチンで暮らしてみてえ〜という思いを強くする。なお動画は別の曲(収録アルバムのオープニングトラック)です。
アルバムリンク→Rodrigo Carazo







Mr Amish / crackrr
yolk | mramish
 これもツイッターで見つけた作品・バンド。比較としてくるりの「黒い扉」が挙げられていて、どんなんだろうと思って聴いたらドンピシャな感じでした。スロウコアとファンクの融合でしょうか。







戸張大輔 / 無題4

 これもツイッター。こもったラフな録音ですが、それが気にならなくなるほどの名曲。世が世ならプレミアついて入手困難になっているでしょうけど、幸運なことに今では普通に音源が入手できます(アマゾンですぐポチった)。アルバムが届くのを期待して待ちます…







A Made Up Sound / Bygones

A Made Up Sound (2009-2016) | A Made Up Sound
 いいです。この朧気な感じ。流れでついLivity Soundなんかも聴いてしまった。この時代にとらわれない感じ、RAのリストに載る気がしますね。。 いやまあオススメしてるしほぼ確実でしょう。







シャムキャッツ / すてねこ、洗濯物をとりこまなくちゃ


 シャムキャッツの新譜、めちゃくちゃよかったです。今、シャムキャッツこそが世界の中心なのではないか?と思うような出来。これに6点しかやらなかったミューマガは…。しかし、今から次作への期待を抑えらえない感じになってしまっている。また新潟にも来てくれるそうだし、少なくとも年末まではこれで乗り切れそうです。







憂歌団 / シカゴバウンド

 最近、残業中によく聴いていました(つ、つらい…)。昨年のリストでも選出してましたけど、改めて、日本にもこういうバンドがいたんだなあ、と。国で保護すべきでは、とか思ったりしますが、それもなんか違う気がする。名演。







番外編

 年に一度は聴き返す。video game music、再発してくれ〜。





 次回は多分年末ベストになると思います。それまで頑張ります。うおおー。