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システム開発演習が始まって、地獄を見ている。いやいや!こんなんまだまだ序の口ですよ!まだ地獄じゃないまだ地獄じゃない。とりあえず4人チームでなんかやってる。
ああ、険悪になりたくない。。がんばろう。

先週買った米澤穂信「満願」を読む。短編集で、全6編のうち5つを昨日読んだ(なんて半端な・・・)。いや、おもしろいです。久々に普通?というかまとも?な本、お話を読んでる。こんな書き方してると天狗に目つけられるか。まあ、たまにはこういうのを読んで感覚を一般的なものにチューニングしたほうがいいでしょう。この段落は死ぬほど雑なので気にしないでください。

気づきとして。自分はかなり飽き性であり、その「飽き」の範囲は文体にすら及ぶことを自覚した。例としてはなろう小説が筆頭に挙がるんだけど、まあ長く続いているものならなんでも当てはまる。アリュージョニストはひどい。絶対に途中で休憩を挟む必要がある。というかそうしないともったいない(一回性的な意味で)。休憩というか、何もせずただ間を置くよりは、それとは違う文体の文章に触れるほうがよい。
個人的に情報をどっかにストックしておくのが嫌なので、なるべくまとまったものは一度に消費しようとしていた。んだけど、わりとストックできるのかもしれない。要するに、おれはもっと一度に多くのおはなしを平行して楽しめるのかもしれない。
まあでも一番は作品に引っ張られてどんどん進めてしまう、という状態だと思う。そうならないのは、たぶん作品が悪い。ただ、そうならないときにできるだけ作品を楽しみたいときは、この手法(文体への慣れのリフレッシュ)が有効に働くこともある、かもしれない。
そもそも引っ張られてないときってなんで読んでるんだ?始めはまあしょうがないところもあるけど。義務感ってのは自分の場合確実にある。単純にここまできたしもったいない、最後までいけばなんかあるだろう、とか。まあ、そうな。

イブニクルは現在5章。4章もおもしろかったですよ。いままでなんとなく謎だったアスタの出自?についてわかっちゃうし。ぼくはそれよりもジャバの目的がおもしろかったですが。あいつ、わりと完璧な悪役じゃないですか?あのキャラ掘り下げるだけでかなりおもしろいものできそう。ほんとに「どうしようもない」ですよね。

音楽は、、、うーん。
あんまないけど、しいて挙げれば、フェアポートの「Unhalfbricking」の後半がわりとよかった。なんでこんな高評価なの?と思っていたけど、今回で多少上方修正ですね。それでもやっぱりその前作の「What We Did On Our Holidays」のほうがずっと好きなんですけど。